ワナ・マウン・ルウィン外相(右手前)と会談する金星煥長官(左手前)=2日、バンコク(聯合ニュース)
ワナ・マウン・ルウィン外相(右手前)と会談する金星煥長官(左手前)=2日、バンコク(聯合ニュース)
【バンコク聯合ニュース】韓国の外交通商部長官として27年ぶりミャンマーを訪問した金星煥(キム・ソンファン)長官は2日、同国の外相らと会談し、北朝鮮問題での協力を求めた。
 金長官は首都ネピドーでテイン・セイン大統領やワナ・マウン・ルウィン外相と会談した。同外相との会談では北朝鮮の長距離弾道ミサイル発射について、韓国や国際社会の北朝鮮に対する姿勢や朝鮮半島情勢を説明し、協力を求めた。
 ワナ・マウン・ルウィン外相は、韓国がミャンマーに対する援助を再開したことに謝意を示すとともに、人的開発支援などを要請した。
 金長官はミャンマー滞在中、民主化運動指導者で同国下院議員のアウン・サン・スー・チー氏とは会談しなかった。
 韓国はラングーン(現ヤンゴン)のアウンサン廟で1983年に起こった爆弾テロ事件や国際社会の対ミャンマー制裁などを踏まえ、同国との交流を控えてきた。全斗煥(チョン・ドゥファン)大統領(当時)一行を狙った北朝鮮工作員による爆弾テロ事件では韓国人17人が犠牲になった。
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