金長官は首都ネピドーでテイン・セイン大統領やワナ・マウン・ルウィン外相と会談した。同外相との会談では北朝鮮の長距離弾道ミサイル発射について、韓国や国際社会の北朝鮮に対する姿勢や朝鮮半島情勢を説明し、協力を求めた。
ワナ・マウン・ルウィン外相は、韓国がミャンマーに対する援助を再開したことに謝意を示すとともに、人的開発支援などを要請した。
金長官はミャンマー滞在中、民主化運動指導者で同国下院議員のアウン・サン・スー・チー氏とは会談しなかった。
韓国はラングーン(現ヤンゴン)のアウンサン廟で1983年に起こった爆弾テロ事件や国際社会の対ミャンマー制裁などを踏まえ、同国との交流を控えてきた。全斗煥(チョン・ドゥファン)大統領(当時)一行を狙った北朝鮮工作員による爆弾テロ事件では韓国人17人が犠牲になった。
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