企画財政部の朴宰完長官(手前右から4人目)らが出席したASEANプラス3財務相・中央銀行総裁会議(企画財政部提供)=3日、マニラ(聯合ニュース)
企画財政部の朴宰完長官(手前右から4人目)らが出席したASEANプラス3財務相・中央銀行総裁会議(企画財政部提供)=3日、マニラ(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国企画財政部は3日、フィリピン・マニラで開かれた東南アジア諸国連合と韓日中(ASEANプラス3)財務相・中央銀行総裁会議で通貨交換協定「チェンマイ・イニシアチブ」の基金を1200億ドルから2400億ドル(約19兆円)に増額することで合意したと伝えた。
 韓国企画財政部の朴宰完(パク・ジェワン)長官が議長を務めた同会議では欧州の財政危機がアジアに波及するのを未然に防ぐため、各国が外貨を相互融資するチェンマイ・イニシアチブの基金を増額することになった。
 韓国の負担比率は16%(384億ドル)で、自国が危機に見舞われた際は同額の支援を受けることができる。日本と中国が支援を受けられる額は負担金の50%。ASEAN各国は負担金の2.5~5倍の支援を受けられる。
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