【ソウル聯合ニュース】ソウルで開幕中の野球の18U(18歳以下)世界選手権で、韓国代表のイ・ジョンフン監督(北一高)が「日本選手が圧縮バットを使用している」と主張した。
 大会組織委員会は、反発力に優れる圧縮バットは公平性に欠けるとの理由で使用を禁止している。
 イ監督は4日にソウル市内の球場で行われた日本-チェコ戦を観戦した後、日本選手の打撃の音や、打ち損じても打球がぐんぐんと伸びたことなどを挙げ、「圧縮バットを使用していることは100%確実」と主張した。
 イ監督は日本が台湾戦以降に圧縮バットを使い始めたようだと述べ、通常金属バットを使用している日本の高校野球の選手が木製バットに慣れていないため圧縮バットを使っていると主張した。
 圧縮バットの使用が確認されれば、使用した選手は即アウトとなり、退場処分を受ける。別の試合にも出場できなくなる。
 一方、大韓野球協会の関係者は、日本の選手らが使用しているバットはミズノなど大手スポーツ用品メーカーが製作したもので、国際大会で問題となるようなことはしないだろうと指摘し、日本の圧縮バット使用の可能性は低いと話した。

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