組織委員会は10日、釜山市庁舎で記者会見を行い、今年の映画際に75カ国・地域から304作品を招待したと明らかにした。このうち世界初公開のワールドプレミアが93作品、本国以外で初公開となるインターナショナルプレミアムが39作品。
オープニング作品には香港の「コールドウォー」(原題)、クロージング作品にはバングラデシュの「テレビジョン」(原題)が決定した。
今年の「韓国映画回顧展」では1960年に「寡婦」でデビューし317作品に出演した俳優シン・ヨンギュンを取り上げ、「憎くてももう一度」「赤いマフラー」「燕山君」など、強烈な印象を残す8作品を上映する。
また、「アフガニスタン特別展」では、タリバン政権下で消失を免れた同国の映画6作品を上映する。
コンペティション部門の審査委員長はハンガリーのタル・ベーラ監督とメキシコのアルトゥーロ・リプスタイン監督が務める。
映画祭期間中は釜山に多数の俳優や監督が訪れる見込みだ。
チャン・ドンゴン の最新ニュースまとめ
開幕式では中国の女優、湯唯(タン・ウェイ)が外国人として初めて司会を務めるほか、中国の人気女優チャン・ツィイー、韓流スターのチャン・ドンゴン、日本の加瀬亮らが出席する。日本の若松孝二監督や中国の張楊監督、イランのモフセン・マフマルバフ監督らも最新作とともに参加する。
開幕前日の来月3日午後6時から前夜祭が開かれる。
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