【ソウル聯合ニュース】企画財政部の朴宰完(パク・ジェワン)長官は10日に開かれた危機管理対策会議で、雇用状況が改善しているとの見解を示した。
 朴長官は9月の就業者が前年同月より68万5000人増えて2002年3月以来の高水準だったことを受け、「特殊要因を除いても改善されている」と指摘した。
 今回の結果には昨年の調査期間に秋夕(中秋節)連休が含まれた影響で、日雇い労働者らが減少したことが大きく作用したと説明した。また、20代の雇用率が上昇しなかったのは残念だと付け加え、雇用創出に尽力すると主張した。
 コンテンツ産業の活性化にも触れ、「今後の新しい経済成長の原動力は公演、ゲーム、映画などのサービス事業だ」と述べた。韓国人歌手、PSY(サイ)のヒット曲が米ビルボードで2週連続2位になったことや、厨房を舞台に繰り広げられるノンバーバルパフォーマンス「NANTA(ナンタ)」を成功事例として挙げた。

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