俳優イ・スンギ(C)KIM SANGDUK
俳優イ・スンギ(C)KIM SANGDUK
ダメダメ王子と最強女性将校が繰り広げる、ドタバタしながらも、ちょっぴり切なく、幸せ感いっぱいな、愛と成長の王室ラブロマンス「キング ~Two Hearts」。韓国ドラマ「華麗なる遺産」のイ・スンギと「シークレット・ガーデン」のハ・ジウォン、出演ドラマすべて大ヒットの二人が夢の共演を果たした作品だ。

韓国ドラマ「キング~Two Hearts」のネタバレあらすじ、キャスト、視聴率、相関図、感想

 来る11月7日(水)、「キング ~Two Hearts」Vol.1~10がTSUTAYAのみでレンタル開始となり、11月21日(水)には、BOX1とBOX2が発売される(発売元:カルチュア・パブリッシャーズ/セル販売元:アミューズソフト)。

 この度、主演俳優イ・スンギのオフィシャルインタビューが届いた。

<b>-「キング ~Two Hearts」を選んだ理由は。</b>
一番大きな理由は、演出がイ・ジェギュ監督だったことです。イ監督は「ベートーベン・ウイルス」や「チェオクの剣」を手掛けた方で、一度一緒に仕事をしてみたいという気持ちが強くありました。それに、相手役がハ・ジウォン先輩だったこと。それで、迷うことなく決めました。

<b>-一国の王を演じる上で、プレッシャーはありましたか。役作りのために参考にしたものは。</b>
イ・ジェハという人物は、他の誰かを参考にして作っていくキャラクターとは少し違う気がしました。王は王でも一般的なイメージの王とは様子が違うんです。彼は王になるのが本当に嫌で、兄の死によって仕方なく王になるのですが、その過程で起きるさまざまな事件によって、王としてのカリスマや姿勢を身につけていきます。そういった内容だったので、彼に似たキャラクターは見あたりません。なので、この作品の中で自分が感じるままに演じることに、徹底しました。

<b>-同じ男として、イ・ジェハという男の魅力はどんなところにあると思いますか。</b>
パッション、情熱です。そのうえ、頭もいい(笑)。賢くて、情熱もある、そういう部分がイ・ジェハの一番の魅力ではないかと思います。

<b>-ハ・ジウォンさんとの初共演はどうでしたか。</b>
ハ・ジウォンさんが韓国最高の女優の一人だということを、現場で一緒に演技をしながら、ひしと感じましたね。演技力や演技にどれだけ没頭できるかということももちろん重要ですが、現場での主演俳優としてのオーラや責任感、そういったものがとても良い手本になりました。

<b>-(ハ・ジウォン演じる)ハンアのように、恋愛に不器用で一途な女性は、どう思いますか。</b>
僕はむしろそういう女性が好きです。よく、ギャップのある女性が魅力的だと聞きますが、僕自身はちょっと違いますね。よく言えばギャップですが、本当はどんな人かわからなくなる。僕は恋愛上手なわけではないし、女性に多様な魅力を求めるスタイルではないので、優しくて温かみがあって、本当に僕を好いてくれる女性、一途に思ってくれる女性ならいいと思います。そういう意味で、ハンアはいいですね(笑)。

<b>-ハンアとのラブシーンで印象深かったシーンは。</b>
ラブシーンは本当に全て記憶に残っています。プロポーズシーンもそうですし。個人的にすごく気に入っているのは、エバーランドで撮影したデートシーンです。シリアスな空気が張り詰めていたドラマの中で、ライトなロマンティックコメディーの雰囲気が表れた場面でした。撮影してみて、この雰囲気でドラマが進んでいたなら、二人の関係はまた違う感じに映ったのではないかなと、新鮮な気持ちが沸きました。あの場面がとても愛らしくて良かったです。

<b>-演技の面で高い評価を得られた作品になったと思いますが、イ・スンギさんご自身で、この作品を通じて何か変化や成長を感じた部分はありますか。</b>
僕はまだ演技を始めたばかりの立場なので、この作品で素敵な先輩方、素敵な監督と一緒に仕事ができて、たくさんのことを学びました。特に俳優としての姿勢や演技に対しての考え方には、大きな影響を与えられました。以前よりも、もっと悩んで考えなければいけないなと感じました。たとえば、80近いお年のイ・スンジェ先輩が、いつもキャラクターについて悩んでいらっしゃる姿をそばで見て、俳優というのは甘い職業ではないのだなと感じました。逆にそれが演技の面白さでもあります。ひとつのキャラクターを研究していくというのは、とても面白いことですが、その分たくさん悩むことも必要だと感じました。

 なお、「キング ~Two Hearts」はMnetにて放送中。毎週(日)18:30~(2話連続)他。12月29日~一挙再放送((c)KIMJONGHAK PRODUCTION)。
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