接戦を繰り広げる朴氏(左)と文氏=(聯合ニュース)
接戦を繰り広げる朴氏(左)と文氏=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国大統領選(19日投開票)は、与党セヌリ党の朴槿恵(パク・クンヘ)候補と最大野党・民主統合党の文在寅(ムン・ジェイン)候補の接戦が続く中、朴氏が依然複数の世論調査でリードを守っている。朴氏のリードは3.3~7・6ポイント。
 放送局のMBCが世論調査会社の韓国リサーチに依頼し、全国の有権者1000人を対象に5日に実施した調査によると、両候補の一騎打ちの場合、朴候補の支持率が45.1%で40.7%の文候補を上回った。
 東亜日報とリサーチアンドリサーチの調査(対象1000人)では朴候補が43.5%、文候補は40.2%だった。
 ヘラルド経済新聞とリアルメーターが4日に1000人を対象に実施した調査では朴候補48.8%、文候補44.0%だった。
 三つの世論調査では両候補が誤差範囲内で接戦を演じているが、総合編成チャンネル・JTBCとリアルメーターの調査では、朴候補が49.7%、文候補が42.1%となり朴候補が誤差範囲から抜け出る形となった。
 朴氏の優勢は、野党候補一本化のために立候補を中途辞退した無所属の安哲秀(アン・チョルス)氏が3日の選対解散式で文氏への具体的な支援案を表明せず、支持率の変動に大きな影響を与えられなかったためとみられる。

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