同大法学部のフレッド・シャピロ教授は9日、今年、米国内外で話題になった言葉ベスト10を選び発表した。
シャピロ氏は2006年から各界著名人の発言や世相を反映した発言を「今年の言葉」として発表し、同大出版部がこれを「エール発言録」として出版している。
今年は米大統領選があったため、1位から5位までをオバマ大統領と共和党の候補者、ロムニー氏の発言が占めた。
1位は米大統領選の勝敗を分けたとも言われるロムニー氏の「47%」発言だ。
ロムニー氏は今年5月に米フロリダ州で開かれた資金集めのイベントで、「米国民の47%が政府に依存しながら、自分は被害者だと思っている。彼らがオバマ大統領を支持する層だ」と発言し波紋を呼んだ。
またロムニー氏が10月16日に開かれた候補者討論会で、女性の雇用問題に言及した発言、「女性がいっぱい詰まったバインダー」が2位になった。
8位にはデービッド・ペトレアス前米中央情報局(CIA)長官の不倫発覚の発端となった女性、ジル・ケリー氏の発言がランクインした。当時、韓国名誉領事に就いていたケリー氏は、自宅に詰め掛けた取材陣を追い払おうと「911(緊急通報電話)」に連絡した際、「私は(韓国の)名誉領事よ。私には不可侵権があるのよ」と発言した。
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