【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の3回目の核実験を受け、韓国政府が国連安全保障理事会の追加制裁決議案採択を推進することを決定した。
 外交通商部の金聖翰(キム・ソンハン)第2次官、国防部の李庸傑(イ・ヨンゴル)次官、統一部の金千植(キム・チョンシク)次官が12日午後、国会で開かれた与党セヌリ党の緊急最高委員会議で報告した。同党の報道官が明らかにした。
 次官らは安保理の緊急会議招集、国連事務総長声明や国際機関の北朝鮮非難声明の発表、外交・軍事部門での韓米協力強化を推進することを明らかにしたほか、韓国政府の対北朝鮮警戒態勢の引き上げ、24時間監視態勢の発動などについて説明したという。
 報道官は具体的な追加制裁案については、大量破壊兵器関連部品の輸出規制を現在の勧告事項から義務事項に強化する方向で準備を進めていると明らかにした。また、北朝鮮船舶の監視強化や金融制裁強化も含まれると述べた。

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