photo:Ryo Ogawa (C)STAR EMPIRE / IMX. Inc.
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韓国ドラマ「赤道の男」のDVD-BOX1、2(各19,950円)が2月20日(水)に発売となる。またDVD全10巻がTSUTAYAのみでレンタル中だ(発売・レンタル販売元:カルチュア・パブリッシャーズ/セル販売元:ポニーキャニオン)。

シワン(ZE:A) の最新ニュースまとめ

 「赤道の男」は熱い欲望を持った男女4人の愛の物語。孤独だが、温かい心を持つ主人公キム・ソヌ役をオム・テウンが、ソヌと出会いこの上ない友情を育む優等生ジャンイル役をイ・ジュニョクが、ソヌの初恋の相手ジウォンを「ATHENA-アテナ-」イ・ボヨンが演じる。また、ソヌとジャンイルの青年時代を俳優イ・ヒョヌとアイドルグループ「ZE:A」のイム・シワンが演じる。

 ジャンイルの青年時代を演じたイム・シワンのインタビューが届いた。

-本作を選んだポイントは。
少年時代ではあるけど、初めて主役に挑戦できるというということがうれしかったです。あと、完璧なストーリーの素晴らしい台本にとても惹かれました。

-「太陽を抱く月」が大ヒットし、それに続いて「赤道の男」でまったく新しい姿を見せることになりますが、今の気持ちは。
「新しいイム・シワン」の発見と可能性を見ていただきたいです。俳優としての様々な姿をお見せできるのは、すごくうれしいです。出演を決めた当時は、このように多くの方たちの関心を引きつけるということは考えてもみませんでした。作品をすべて終えた後には、より一層多様な演技で毎回新しい姿を視聴者の皆様にお見せしたいという考えを持つようになりました。

-前作の「太陽を抱く月」に比べてどう違いましたか。
「太陽を抱く月」の撮影が終わってから、すぐに「赤道の男」の撮影に入ったのですが、本作のジャンイルという、重く深刻なキャラクターへの切り替えは、想像以上に大変でした。「太陽を抱く月」と本作「赤道の男」は、作品自体も僕が演じるキャラクターも、間逆といっていいほど違うので。急激な心理的変化でした。あと、「太陽を抱く月」ではビジュアル的な役割が大きかったですが、「赤道の男」では完ぺきに台本を消化した上で演じなければならない、難しい役柄だったので、心の持ち様が違いました。

-ジャンイルの役作りで、準備したこと、心がけたことはどんなことですか。
ジャンイルはどうしようもない現実のため、父親を守るため、友人を殺めることになる少年です。ジャンイルという人は暗い人です。成功したいと思っても、自分が置かれた状況ゆえになかなか難しいのですが、そのせいで、ちょっと後ろ向きで暗いんですよね。ですので、そういった部分をうまく表現するために、普段からそのような自覚を持ちつつマインドコントロールしていました。罪を知りながらも父親に対する気持ちのため、間違った道に行こうとするジャンイルの気持ちを表現したいと思って演じました。

-イ・ジュニョクさんとは、ジャンイルの役作りにおいて、同一人物を演じる上で、話し合いをしたりしましたか。
台本リーディングとキャラクター会議をしながら多くの議論をし、一緒に食事もしながらジャンイルの役割に対して、お互いが持っている考えを話し合いました。

-イ・ヒョヌさんとは、親友同士のソヌとジャンイルの役作りで話し合いをしましたか。
ヒョヌは年下なので、初めて会った時から気楽に接することができました。各シーンに、セリフあわせをしながら、お互いのキャラについて話し合いをしました。お互いがお互いのキャラクターをよりよく理解できるよう、たくさん話をしました。

-苦労したことはなんですか。
撮影中は、カメラが回っていないときも、感情を忘れないように努力していますし、キャラから抜けれないタイプです。ジャンイルは暗い性格なので、そういった部分をうまく表現するために、普段からそのようなジャンイルとしてマインドコントロールしていたので、精神的に大変でした。
-役に没頭するタイプなんですね。
僕も以前は気づかなかったですが、今回「赤道の男」をやりながらそう感じました。役に没頭すると後遺症が残るんだな、と。当時は心理的にちょっとつらかったです。どう解消すれば良いのだろう、と考えていたら、ちょうどシットコムの話が来ました。そのシットコムをやりながら徐々に自然と解消できた気がします。

-俳優という仕事の魅力はどんなところですか。
演技という仕事の魅力をもっとも実感するのは、俳優が演じている時、みなさん息を潜めて見つめているじゃないですか。そんな静けさのなかの集中力、引き込まれる感覚を味わえた時です。この感覚は本当に魅力的なので、今後も俳優としてチャレンジし続けていきたいと思います。

-メンバーの反応はありましたか。
「ZE:A」の活動の時はメンバーで相談しあったり、意見を出し合うことができますが、俳優は一人で作り上げなければいけなくそこが緊張する部分です。でも僕が自分の出演シーンが照れくさくて見られない分、メンバーが代わりにモニターになってくれて、よくやったと褒めてくれたり応援してくれました。僕にとってそれがすごく力になっていました。

-最後に日本のファンの皆さんへのメッセージをお願いします。
僕が主演した「赤道の男」という作品は、たくさんの方が共感できるストーリーですが、ある部分は「どうしてああなるのだろう」と怒ってしまうところもあるかも知れません。簡単に言えば人間の成功への野望と人間関係における葛藤、そんなメッセージを含んでいるドラマだと思います。そのため、演技面でも内容面でも好評を受けた作品でもありますので、皆さんの支持を集められる作品だと思います。「赤道の男」に応援よろしくお願いします。そして、僕シワンの2013年の活動もご期待ください。



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