『屋根部屋のネコ』のキム・レウォンが、一部過激なファンたちから、セクハラに近いサイバーテロにあった。
 
キム・レウォンの公式カフェ会員の中の一部の女性ファンたちが、セクハラに近い文章で掲示板を荒らし、キム・レウォン本人はもちろん、他のファンにまで迷惑をかけている。
 
こういった出来事は、MBCドラマ『屋根部屋のネコ』に出演しているキム・レウォンの人気が高くなった後、よりいっそう深刻になり、結果、昨年1日付けで、ファンクラブの会員中30人余りの過激なファンが“強制退会”になる事態までもたらした。
 
一部の過激なファンたちは、キム・レウォンの撮影場所やファンクラブのイベントに押しかけて、彼といっしょに写真を撮り掲示板に文を載せた。しかし、その文面は単純な後日談や、キム・レウォンに対する想いを表現するレベルを超えたセクハラに近い内容となっている。このためカフェ運営スタッフは、そのような内容の文章を整理したり削除しなければならなかった。

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特に20代後半から30代前半のファンたちは、掲示板にキム・レウォンとともに撮った写真を載せ「キム・レウォンが肩に手をまわしてくれたがオドオドしている感じだった」「写真を撮る時、彼の腰を触ったら○○な感じだった」など、セクハラに近い内容文を掲示した。それらはキム・レウォンの体に対する評価や、彼の「男らしさ」を思い浮かばせる内容が主だった。

また何人かの過激ファンたちは、ストーカーに近い行動を見せたりもした。キム・レウォンのソウル玉水洞にあるアパートに毎日押しかけて陣を張るうえ、彼の家から出たごみの中からどんな品物が出たのかなどを、いちいちインターネット掲示板に載せたりしていた。さらに彼が使って捨てた物をめいめいが手に取り、争奪戦になるなど、プライバシーの侵害として深刻な状況になった。このためキム・レウォンは、近々引っ越しをしなければならなくなったのだ。

こんな過激ファンたちの出現に、多くのファンはかなり困惑している。彼女らはキム・レウォンを“性的な対象”“ストーカーの対象”として捉える過激ファンたちと、ついにサイバー上で衝突してしまった。匿名性が保障されるインターネットの性質上、人身攻撃を主として、お互いをこき下ろし中傷する文章が掲示板を荒らす事態までに。ついにファンクラブ役員たちと所属事務所は苦肉の策として、過激ファンたちを“退会”させることで状況を整理し、数ヶ月間続いた“戦争”が終了した。

キム・レウォン所属事務所のある関係者は、「IDのみ公開すれば書き込めるようになっていたため、一部のファンたちが掲載した」「このために多くの人々が傷ついた」という。また彼は「キム・レウォンに愛情を注いでいただけるのは本当にありがたいのですが、過激なファンによって、純粋なファンまでもが非難を浴びてしまっている」「もう少しファンのやりとりが成熟してくれたらと思う」と語った。

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