【ソウル聯合ニュース】韓国国会は26日の本会議で、朴槿恵(パク・クンヘ)大統領が首相候補に指名した鄭ホン原(チョン・ホンウォン)氏の任命同意案を可決した。
 賛成197票、反対67票、無効8票で、賛成率は72.4%となった。李明博(イ・ミョンバク)政権初代首相の賛成率(64.4%)と盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権(66.3%)を上回った。
 朴氏は首相任命同意案が国会を通過したことを受け、任命に向けた手続きを踏む見通しだ。朴氏は当初、首相候補に金容俊(キム・ヨンジュン)元憲法裁判所長を指名したが、国会人事聴聞会の前に不当な土地取引などの疑惑が報じられ、金氏は候補を辞退した。
 一方、国防部長官に内定した金秉寛(キム・ビョングァン)氏の人事聴聞会実施に向けた計画書は与野党の対立で採択できなかった。与野党は3月6日に人事聴聞会を実施することで合意したが、金氏が外国の武器輸入業者の顧問を務めた経歴などが明らかになり、野党は金氏の候補辞退を求めている。

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