パク・シフ
パク・シフ
性暴行容疑がもたれている韓国俳優パク・シフをめぐり、多くの関心が集まる中、1日午前、ソウル西部警察署には朝早くから100人を超える取材陣が詰めかけていた。

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 警察側は、混雑する人の波で事故が発生することを懸念し、マスコミ関係者以外の立ち入りを徹底的に規制。また、警察署前の一部空間への駐車を禁止したという。

 パク・シフは、出頭が予定されていた午前10時、黒のカーニバル乗用車に乗って到着。車両が入った瞬間、数十台のカメラのフラッシュが一斉にたかれた。

 弁護人と共にやって来たパク・シフはこの状況に少々動揺したのか、しばらくの間車の中で担当刑事と話をした後、車から降りて取材陣が待ち構えるフォトラインの方向へ歩みを進めた。

 紺色のスーツに水色のシャツを着たパク・シフは、緊張した面持ちだったが、声はしっかりとしていた。フォトラインに立った彼は、現在の心境を問われると「心配をかけて申し訳ない。事件当日の真実は、警察の調査で明白にする」と語り、足早に建物の中へ入っていった。

 パク・シフが姿を現した瞬間、数十人の取材陣が駆け寄り、彼らを制止しようとした警察関係者がもみ合いになるなど、現場は一時騒然とした。

 この日、パク・シフと共に事件当日に一緒にいたとされる同僚芸能人キム某氏も調査を受けるために出頭。2人は、事件当日に被害者に対し威力で性的関係を迫ったかどうかを中心に取り調べを受けたとみられる。

 警察関係者は「調査が早く進められなければならない」とし、「全ての可能性を排除せずに調査を行う方針」と伝えた。

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