孫延在=10日、仁川(聯合ニュース)
孫延在=10日、仁川(聯合ニュース)
【永宗島聯合ニュース】カザフスタンで開催された新体操のアジア選手権で、個人種目別決勝のフープとクラブで金メダルを獲得した韓国の孫延在(ソン・ヨンジェ)が10日午前、仁川国際空港に到着した。
 公式国際大会での個人種目別優勝は韓国初となったほか、チームで出場したリボンとフープではシーズン最高点を更新した。
 15~16日には京畿道高陽市の高陽体育館で開かれるエキシビション「LG WHISEN Rhythmic All Stars 2013」に出演する。
 以下は一問一答。
――アジア選手権を終えた感想は。
「良い成績で終えることができてうれしい」
――予想していた種目での金メダルだったのか。
「試合のときは常に全ての種目で金メダルを目標に最善を尽くしている」
――残念な点を挙げると。
「小さなミスが出たので残念だ。世界選手権では完璧な演技ができるよう一生懸命練習したい」
――18点台を取りシーズン最高点をマークしたが。
「アジア選手権だったため良い点数が出た。今後はほかの世界選手権でも18点台を出したい」
――世界選手権でメダル獲得を目標にしているというが調子はどうか。
「プログラムはできているのでミスなく演技することを目標にしている。オリンピックよりもさらに練習し悔いのない演技で良い成績につながればと思う」
――集中力や体力面で大変なことはないか。
「スポーツ選手であれば体力はあればあるほど良い。シーズン中に体力トレーニングをすることはないが、試合前の練習で体力がついた。体力と集中力がつけばより良い競技になるはずだ」
――表彰台で国歌を聞いた感想は。
「国際大会で韓国の国歌を会場内に響かせたのは初めてでうれしかった。これからもっと頑張ろうと思った」
――今回の金メダルの意味は。
「来年の仁川アジア大会を前に金メダルを取ったので自信がついた」
――中国のトウ森悦が善戦するなど、アジアの新体操のレベルが上がっているようだ。
「新体操は欧州勢が優勢だが、アジア勢もレベルを上げてきている。韓国と中国、日本がアジアの新体操を引っ張っているので刺激になる」
――今大会ではほかの選手たちとチーム競技にも参加したが、感想は。
「いつも1人だったので楽しかった。国別対抗でも銀メダルを取れたので来年はもっと頑張ろうと話した」
――プログラム演技の完成度はどの程度まで上がったのか。
「プログラムを演じることを負担に感じたりはしない。私の作品として身についていることを実感している」
――競技中、ミスからの立ち上がりがずば抜けていると評判だが、何か秘訣があるのか。
「練習のときも試合だと思っている。ミスが出ても動揺せずに演技を止めないことを訓練している」
――今週末にエキシビションがあるが。
「韓国内で新体操を広める機会が多くないので国民の皆さんに新体操をぜひ見てもらいたい」

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