【ソウル聯合ニュース】韓国棋院は1日、先月29日のKB国民銀行囲碁リーグ5ラウンドの崔哲澣(チェ・チョルハン)九段-アン・ソンジュン四段戦で、韓国で史上初となる「長生(ちょうせい)」による無勝負が発生したと明らかにした。
 「長生」は同一局面が反復する状態の一つ。両者が同じ手順を繰り返して無勝負となるのはほかに「三コウ」「四コウ」などがある。韓国では2000年代に入ってから「三コウ」や「四コウ」による無勝負は8回あったが、「長生」によるものは今回初めて。
 海外でも公式戦での長生による無勝負は、1993年の本因坊リーグの林海峯九段―小松英樹八段戦と2009年の世界選手権富士通杯予選での王銘エン九段―内田修平三段戦の2回しか記録にない。

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