「GALAXY EXPRESS」リーダー、大麻栽培・吸引容疑で裁判に

ソウル中央地検強力部は19日、大麻栽培・吸引などの容疑（麻薬類管理に関する法律違反）で韓国3人組ロックバンド「GALAXY EXPRESS」のリーダーでありボーカルのイ・ジュヒョンを拘束起訴した。

イ・ジュヨン の最新ニュースまとめ

　検察によるとイ・ジュヒョンは2012年4月からことし5月まで自分の家や車などで15回にわたり、常習的に大麻や大麻種子に火をつけて吸引した容疑を受けているという。

　イ・ジュヒョンは昨年3月、米国巡回公演当時、アーカンソー州ホットスプリング市の公演場でバンドの仲間であるボーカル兼ギタリストのパク・ジョンヒョンと共に初めて犯行に手を染めたという。

　その後帰国したイ・ジュヒョンは同年4月、ソウル・東大門京東市場で大麻種子400gを3万ウォン（約2700円）で購入、母親に頼んで家庭菜園で大麻を栽培したとして調査された。

　また、2度にわたり自身の実兄と妹、義理の姉と共に大麻を吸引したことも明らかとなった。

　検察はパク・ジョンヒョンとイ・ジュヨンの家族などを大麻栽培・吸引の容疑の共犯ですぐに司法処理する方針だ。

　2007年にアルバム「To The Galaxy」でデビューした有名インディーズバンドである「GALAXY EXPRESS」は先ごろ、大麻吸引容疑で物議をかもし、活動を無期限中断することにした。

　同バンドはケーブルチャンネルMnetで進行するサバイバル番組「バンドの時代」に参加し「Daybreak」や「Romantic Punch」と共に決勝にあがった。

　Mnet側は去る1日決勝戦最終回の収録を終えたが、「GALAXY EXPRESS」の主メンバーらが検察の捜査対象にあがると、9日に予定された決勝戦の放送を取り消し、「GALAXY EXPRESS」の優勝を無効とした。