ことし最大の期待作のひとつ「雪国列車」。ポン・ジュノ監督が「母なる証明」以降4年ぶりにメガホンを取った映画だ。韓国映画史上最大の制作費が投入された“韓国型ブロックバスター”である。

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 8月1日の公開だが、既に前売り占有率1,2位になるなど期待が高い作品だ。それもそのはず、400億ウォン台の制作費をかけ、「キャプテン・アメリカ」の主人公クリス・エヴァンスや「ハリー・ポッターシリーズ」のジョン・ハート、女優ティルダ・スウィントンなど世界的俳優が登場し、キャスティングも華やか。ここに韓国を代表するポン・ジュノ監督が手掛けるとなれば、期待も大きくなる。

 このように制作費も膨大で出演陣も華麗なのだが、ポン監督は撮影しながらそれほど充足しなかったと言う。記者会見でその思いを述べた。