CJ ENMが米アカデミー映画博物館と提携、ポン・ジュノ監督展を開催＝韓国報道

韓国エンターテインメント大手のCJ ENMが米国のアカデミー映画博物館と、3年間のパートナーシップ契約を締結した。

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提携の目的は、ハリウッドにおいて韓国をはじめとしたアジア映画のすそ野を広げることにある。CJ ENMは今後3年間、アカデミー映画博物館でさまざまなアジアのクリエイターによるプログラムを提供できるよう支援を行う。

初の協力プロジェクトとしてCJ ENMは、23日（現地時間）に開幕したポン・ジュノ監督展「Director’s Inspiration」を後援している。同博物館としては初となるポン監督単独の展示会で、ストーリーボードやポスター、小道具、現場写真など約100点の展示物を公開中だ。またポン監督の映画にインスピレーションを与えた、さまざまなオブジェで飾られた作業室の再現も行う。

これに先立ちCJグループのイ・ミギョン副会長は2019年、アカデミー映画博物館の取締役に選出されている。

CJ ENMの関係者は「当社は1995年、米製作会社ドリームワークスに投資し映画事業を開始して以来30年間、韓国映画を市場に拡大するため努力を続けてきた。今回の提携を通じて、独自の作品性と大衆性を併せ持つアジアのクリエイターの世界市場における定着に寄与できるだろう」と述べた。