チャン・グンソク
チャン・グンソク
チャン・グンソクが、8月3日、4日にサマー・フェスティバル「ZIKZINfes.」(「チッチン」=韓国語で「直進」)を大阪インテックスで開催した。

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 「ZIKZIN fes.」の会場ではエキスポスペースが設けられ、映像・写真展示、グッズ販売、フードエリア、そして、チャン・グンソクにちなんだ参加型パビリオンなど、ライブ公演のみならず、ファンが一日中楽しみながら、彼の世界にどっぷり浸かりきることができる“五感満足フェスティバル”となった。

 ドラムの軽快なリズムにギターの音が重なり、四方八方からライトと歓声を浴びながら 「次世代 Indian&ヘビメタ&エスニック&キュート」とでも表現したくなるような、彼らしさを表した独特の衣装で登場。「行くぞ~!! 」と、気合の入った掛け声で、精一杯の“今”を必死なまでに表現し、ファンに伝えようとするチャン・グンソクの熱いステージの幕が開くと、早くも会場の熱気はヒートアップ!

 先ず、ソロライブのチャン・グンソクスペシャルショー「Indian summer」が、5月に発売され記憶に新しい2ndアルバムのタイトル曲 「Nature boy」をオープニングナンバーとしてスタート。続けて「Poison」と、常に自由奔放で少年のような姿だが、時々訪ねてくる不安と孤独感の中を背伸びすることなく、萎縮することなく、等身大で生きている、ありのままの姿を表わした“素顔のチャン・グンソク”として、制作準備に約1年も掛けた、思い入れのあるアルバムの中から2曲を選択。会場は割れんばかりの大歓声に包まれた。

 「ハーイ!うなぎたち~、チャン・グンソクです ! 2013年夏のフェスティバル、そして今日の『ZIKZINフェスティバル』までになりました。みんな遊んでる?」と、彼特有の言い回しのあいさつをした。「何時に起きたの?朝5時!? 信じられないよ!ホントゥ? オレ朝4時だ…オレ、3時前に寝ちゃった 。そして今日9時くらいに起きて、このフェスティバルのためにそう…緊張していたんですねっ!」と、トークで急速にファンに接近。今回のフェスティバル企画当時の話題にも触れ、「夏のフェスティバルなので野外でするほうがいいんじゃないのかと言ってたけど、お金がなかったんですよね(笑)、そして雨の心配もあるし…今日は天気がいいけどね!(笑)」と、会場のファンと笑いのキャッチボールを楽しみ、ファンの心をさらに引き寄せた。

 「みんながエキスポで遊んでくれてたけど、みんな一番長~く並んでいたライン、一番人気があったところは…トイレだったんです~!(笑)」と、“オレはちゃんと見てたんだぜ”とでも言いたそうに茶目っ気満点で話すと、客席にドッと笑いの渦が広がった。

 次に「Eden」「Love Is Black Hole」「Always Close To You」と続けて3曲を熱唱。「関西の君たちを感じたいな~、みんな声出して~!もっといっぱい声出して~!」と叫ぶチャン・グンソクに大きく「イェ~!」と応える会場のファンたち。「ありがとうございます」と一言、感謝の思いを伝え「おーさか、さか~、すごくうれしいんですけど!」と、トークを続け、会場はチャン・グンソクワールドで一杯。

 「カッコイイ~!」などと飛び交う声援を遮って歌った「Bye Bye Bye」では会場の手拍子を誘い、「Stay」「My Precious」 と、続けて熱唱。「My Precious 」の最後は「MY BIRTHDAY」と歌詞を替えて、26歳を迎える8月4日の誕生日に関するトークへとつないだ。

 「おととい、韓国から日本に来るとき空港で、韓国のうなぎたちがケーキとキャンドルでバースデーパーティをしてくれて…」と、大きな感動を受けたサプライズパーティについて明かし、韓国から来たうなぎを紹介。ファンへの思いやりを見せ、「日本から来たうなぎたちも~!」と、両国のうなぎたちへの配慮を忘れなかった。

 「後ろのうなぎたち、見えてる~?」とチャン・グンソクが後方のうなぎを気遣って声を掛けると、すかさず「見えな~い!」と大きな声で応えるファンに、 会場がどよめき騒然とする中、「後ろが問題なんだ」とまたもや律儀な思いやり溢れる気遣いを見せた。「声を出して!」とチャン・グンソクが要求すると、また「見えない!」と答えるうなぎたち。「そこまで歩いて行くから~っ!」と、 ステージを降り、悲鳴にも似た歓声を掻き分けながら、たくさんのファンの差し出す手に、ハイタッチでセンターステージに移動。ステージに上がった演奏者3人を、MCチャン・グンソクが直接通訳もしながら、紹介を兼ねてインタビュー。「好みのタイプは?」と、客席を見渡し「どこ?、ア~あっち?」と和やかな雰囲気をかもし出した。

 そして、ピアノとアコースティックギターの音色が響き渡り、「Rain」を歌い始めた。が、最初の盛り上がり部分に差し掛かって一声出したとたん突然、中断。会場には笑い混じりのどよめきが沸き起こった。「ハハハ!」と、チャン・グンソクが高笑いし、高温に上がりきれない様子を照れ笑いとともに「難しいんだよ」と韓国語で、ポロリ。さすがチャン・グンソク、コミカルな演出に切り替え 「今のことはみんな忘れて、後ろのみなさんのために歌います~」と、ギターの短いイントロから「Rain」を再び歌い始めた。

 アコースティックギターの音色と重なるチャン・グンソクの歌声に酔いしれ、ファンはステージに釘付け。そして、サビの前の間奏で、深くため息をついて見せるチャン・グンソクに会場のボルテージは一気に最高潮に達した。

 「もう1回!もう1回!」歌い終わると同時に、沸き立つ客席からのコールに「何がもう1回なの? 何がほしいの? 今日はフェスティバルなので、もう1回やってみようか~、やめよっか~、みんなほしい~?」と、再びまわり始めたステージの上で、「明日も明後日も~」とサビの部分を何度も投げキッスを送りながら歌った。

 メインステージに戻り「スランプに陥ったころに聞いた曲に自分は元気をもらった。このスペシャルな曲をみんなにあげたい。」と、チャン・グンソク自身も好きなナンバー「Turn off」。そして「もう1曲、詞に意味があって、自分がさみしい時や生きるのがつらい時にこの曲を聴いてほしい。その時は俺がウナギたちを守ってやるから」と、「Save Me」を切なく、熱い思いと感謝の気持ちを込めるように、続けて歌い上げた。

 最後は「自分ももっともっと頑張るので、一緒に歌ってください!」と「Like A Movie」を熱唱し、ステージを去った。最終曲への拍手がそのままアンコールの手拍子に連結されると、チャン・グンソクが再登場。「明日からは26歳、ありのままの自分を見せたかった」と「Let Me Cry」をパワフルに歌った。「本当にこの曲が最後だから、みんなジャンプして踊って!」と叫び、カラフルな客席のライトに包まれて「Indian Summer」をハイタッチしながら歌って踊った。会場後ろのフロアーでファンも一緒に踊り、チャン・グンソクもステージを降りてパワー全開で歌いきった。

 昼はソロライブ、夜には「TEAM H」としてライブ・パフォーマンスを実施し、1日に2ステージをこなしたチャン・グンソク。ソロ公演・「TEAM H」公演ではそれぞれ6,000人を動員し、2日間でおよそ24,000人を動員。ライブ生中継は、全国57の映画館でも11000人の動員を記録。日本と韓国。両国のうなぎが一つになって燃えたチャン・グンソクの2013年、夏。チャン・グンソクは今、真夏を猛直進中だ。

 「ZIKZIN fes.」は8月24日・25日に幕張での開催も控えている(提供:Tree J Japan)。

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