チョー・ヨンピル の最新ニュースまとめ
観客全員が立ち上がって25年前にヒットした「モナリザ」(1988)を“大合唱”で熱唱する中、この歌の主人公はマイクを観客に向けたまま、両手をあげて拍手しながらステージのあちこちを歩き回った。
「もう一度」と叫んだ彼はぎゅっと拳を握ったまま満足そうな表情を浮かべた。
場内を埋め尽くした観客2万人の前に立ったのは有名海外アーティストではなく“歌王”チョー・ヨンピルだ。彼は「SUPER SONIC2013」で、デビュー45年で初めてロックフェスティバルのステージに立った。
チョー・ヨンピルはこの日夜10時20分ごろ、ギター担いでヒット曲「未知の世界」(1985)を歌いながら登場した。
先立ってことし発表した「Bounce」と「Hello」をダンスバージョンにリミックスして聞かせてくれたDJ KOOに続いてチョー・ヨンピルが登場すると観客は「オッパ(お兄さん)」という歓声と共に「Hello」と書かれた旗を激しく振った。
チョー・ヨンピルは「短髪」(1979)をはじめ、ロックフェスティバルに合わせて強烈なロックに編曲した「自尊心」(1982)「探せない朝鮮鶯」(1982)「君よ」(1985)「パンドラの箱」(1997)など自分の音楽の旅を網羅した。
彼が「夢」(1991)を歌うときは、特別なステージ装置がなくても22年前と変わらないしっかりとした声で圧倒した。また、直接ギターを演奏しながら「バラの花 明りをつけます」(1991)を歌う姿は還暦を超えた年齢にも、まるで歌の歌詞のように「夜空の中で夢見る幼い王子」のようだった。
公演は「モナリザ」と「Hello」になり絶頂に達した。
特に、事前のヒット曲アンケート調査で回答者の44%が選択した「モナリザ」のステージで観客は同曲を大合唱。新旧世代がひとつになった爆発的な反応にチョー・ヨンピルも楽しさを我慢できずに「Good!」と応えた。
19thアルバム発表に先立って先行公開され音源チャートのトップを占めた「Bounce」が流れると、これを察知した若い観客の歓声が加わり、より一層熱くなった。いつの間にか総立ちとなった観客は「Hello~Hello~Hello~」を一緒に歌った。ラッパーのVerbal Jintはラップを合わせて拍手を浴びた。
特に「SUPER SONIC 2013」のキャンペーンソングに指定され、先日後輩歌手らと一緒に歌ったバージョンが公開された「旅行に出よう」では、観客全員が飛び跳ねて響く床の振動が公演場の裏側まで伝わるほどだった。
チョー・ヨンピルは「ひまわり」(1990)、「今はそうだといいね」(1990)「私はあなたが好き」(1983)「旅に出よう」(1985)をアンコールで披露してステージを去った。
“歌王”の力はこの日の観客層でもそのまま表れた。録フェスティバルがこれまで20~30代の若者たちの占有物として認識されたものとは異なり、団体で公演場を訪れた彼のファンクラブ1000人をはじめ、中高年層の観客が大勢集まった。
リズムに合わせて首を振る若い観客とその横で楽しく踊る中年女性の観客の風景は世代が調和した“祭りの会場”となった。
初めて妻と共にロックフェスティバルを訪れた男性は「チョー・ヨンピルロックの真の姿を見るいい機会でもあり、若者が楽しむロックフェスティバルの雰囲気も見るのも兼ねて来た」とし「既存のトロットやバラードより強烈なロックを見ることができてよかった。体力的には疲れたが、チョー・ヨンピルと若者たちの出会いがなされて良かった」と感想を述べた。
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