1999年から2年に1度開かれている同ビエンナーレは今回で8回目を迎える。今年は60カ国・地域から6000点以上が出品される。
特に共同監督を多治見市美濃焼ミュージアム館長の金子賢治氏とパク・ナムヒ氏が務め、それぞれ外国人初、女性初の監督として期待が集まる。
金子監督は「現代工芸においての『用途』と表現」というテーマで、主に実用品だった工芸がいかにして現代工芸というジャンルを確立したかを振り返る。
また、国際工芸公募展の受賞作290点余りも展示。今年の招待国、ドイツの招待国家館での展示「ドイツ現代工芸」では、ジュエリーアートやファッションデザイン、生活工芸品など約530点が出品される。アートフェアでは俳優のハ・ジョンウ、女優のク・ヘソンら芸能人約20人の作品100点余りも展示販売される。学術会議や教育プログラムなど多彩なイベントも開催される。
ビエンナーレ組織委員会は「人間と最も近い芸術として暮らしの道具であり形式である工芸の多様な分野を網羅する」と自信を示した。
会期は10月20日まで。
Copyright 2013(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0