ヒチョル(SUPER JUNIOR) の最新ニュースまとめ
入所前、ステージやドラマ、バラエティ番組を縦横無尽に動き回り活躍してきた彼は、召集解除後、相次ぐテレビ番組からのラブコールを蹴り、地上波ではなく総合編成チャンネルのトークショーを復帰番組に選択し、周囲を驚かせた。
先ごろ、江南区にあるSMエンタテインメント社屋でヒチョル(SUPER JUNIOR)はインタビューに応じた。「いまも起伏が激しい方ですが、昔は性格は暗い”牙”のようでした。しかし、(公益勤務をするため)地下鉄で通い、芸能人ではない方々とも知り合い、18年前から知っている昔の友人にも久しぶりに会う生活をしながら、自分が今まで厳しく世界を生きてきたことを知りました」
ヒチョルは「静かに召集解除を迎えたい」という意思で、勤務地を去る際、取材陣に対して特別なあいさつをしなかった。しかし、誰よりもとびきりの笑顔で登場し、話題となった。
彼は「最初の3か月と最後の3か月が、一番つらかったです。最初の3か月間は”メンタル崩壊”の時間だったし、ラスト3か月間は時間が経つのがとても遅く感じられた」とし「召集解除日が近づくにつれて『分別がなくなっていたらどうしよう』と心配もしました。これまで大人っぽい姿ではなく、自分だけのカラーで愛されてきたから…」と当時を振り返った。
「僕が召集解除となり、受け取った表彰状が芸能活動を除いて、生まれ初めていただいた賞でした。それで、門を出てすぐに自慢したかったのです」
別名”宇宙大スター”と呼ばれるヒチョルは、韓流の最先端に立っていた。そんな彼が、突然違う環境に身を投じたことは、”メンタル崩壊”を感じるに十分だっただろう。「公益勤務要員としての給料だけで耐えられると大口を叩いていましたが、あまり経たない内に実家に助けを求めました(笑)。その後は、お金を大切に使うようにして、洋服も一週間は毎日同じ物を着て過ごしました。それでも楽しく暮らす方法を学んだのです」
しかし、干渉されるのは嫌いで、あるがまま正直なヒチョルの本質は全く変わっていなかった。いまも出演中の番組で、以前と同じ魅力をいっぱいに表現している。「過去には、この性格のため大衆から悪口をたくさん言われました。もちろんベストを尽くして活動しなければなりませんが、僕の普段の姿や性格をわざわざ直したいとは思いません」
何より、復帰番組を地上波ではなく総合編成チャンネルに選択した理由が気になった。キム・グラ、カン・ヨンソクとタッグを組み、ややもするとアイドルには”毒”にもなり得る敏感なイシューを扱う番組なのだ。実際に、SMエンタテインメントに向けた彼の発言は、幾度か世間の話題と論議を呼んだ。
「その番組からラブコールがきたことは、僕を高く買ったということですよね。僕がこれまで放送で知識があるという姿を見せてきたわけではないので、冒険してみたかったのです」
彼は「キム・グラさんさえ『この番組により、手にするものより失うものが多いかもしれない』と心配していた」とし、「その言葉を聞いて、さらにやってみたくなりました」と意欲を見せた。「僕が番組収録に入ると、マネジャーが発言をすべてメモします。何を話すか心配しているようですね。でも、冷たく言えば、僕にない言葉を発することありません。誰でも知っている事実です。会社で僕をその番組に出演させると決めたのだから、それなりの覚悟はしているのだと思います」
ヒチョルは、今月「SUPER JUNIOR」コンサートへの合流を目標に練習中だ。入所前、ヒチョルは歌手より個人の芸能活動、演技活動でさらに輝いていたという事実がある。音楽活動に対する彼の考えは変わったのだろうか。
「『SUPER JUNIOR』の1stアルバムでは、僕のパートが多かったです。でも、僕が歌を全部歌ってしまったら、歌が上手なメンバーたちの出番が減ってしまいます。音楽的な欲を『SUPER JUNIOR』として放出するには、歌が本当に上手なキュヒョンやリョウク、イェソンがいますから」
また「個人的な音楽に対する欲は、もちろんありますよ。ロックバンドに挑戦してみたい」とし「同じ事務所に所属している『TRAX』のメンバー、ジョンモ(X-mas)が訓練所に行っていますが、彼が歌を作って、僕は歌詞を書くのもいいな」と語った。
ヒチョルは最近、新たな挑戦をスタートさせた。有名作家ギアン84とタッグを組み、SMエンタテインメント公式サイトにウェブトゥーン「ゆらゆら蒸しパン家族」の連載を始めたのだ。これは、ヒチョルとSMエンタテインメントが”蒸しパン家族”をテーマにして展開するキャラクター事業の一環だ。
「芸能人が事業を起こし、衰退する理由は”自信”のためだと聞きます。芸能活動をしていると事業にだけ気を使うということは不可能なのに”できる”という自信から試行錯誤に陥る。僕は芸能活動より事業を優先にしたくはないので、事務所と一緒に進行することになりました」
忙しい芸能活動のなか、ウェブトゥーンの締め切りには間に合うのか、という質問に「ギアン84が締め切りを過ぎ、ヒチョルが感情の起伏から作業を中断する、ということがないように事前に決めておきました」と彼らしい才知ある返答をした。
「最初は、召集解除となったらすぐに活動を再開しようと思っていました。2年間、芸能活動から離れていたので、すぐに走って元に戻りたかったから…。でも、イ・スマン社長から『もう君を食ってかかるものは何もない。急いで進まず、ゆっくりいけ』とアドバイスをいただきました。僕は、あまりに余裕いっぱいで進んでいるのかもしれませんが、いまはウォーミングアップをしている最中です」
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