ガールズグループ「KARA」
ガールズグループ「KARA」
ことし1月にK-POP女性アーティスト初となる東京ドーム公演を成功裏に収めた「KARA」が、1年ぶりとなるジャパンツアー「KARA 2nd JAPAN TOUR 2013『KARASIA』」を開催。10月8日(火)に神奈川・横浜アリーナにてその幕が上がった。

KARA の最新ニュースまとめ

 会場を埋め尽くした約1万2000人のファンの前に登場した「KARA」の5人は、歓声を浴びながら「ジャンピン」など2曲を熱唱。

 ギュリは「今回の私たちのKARASIAのテーマは“遊園地”です。KARAの遊園地はどうですか?かわいいですか?」とニッコリ。「今回のKARASIAでは、メンバーの新しいソロステージや新曲も歌います。たくさん楽しんでくださいね」と呼びかけると、会場は期待の歓声に包まれた。さらにニコル脱退の報道を受け、ハラが「私たちのツアーが今日から始まりましたけど、皆さんにお伝えしなくてはいけないことがありますよね。皆さんに心配をかけてしまって本当にごめんなさい。私たちKARAは素敵な姿をお見せできるように、今回のコンサートも頑張りますので、皆さんも応援よろしくお願いいたします」とコメント。会場はしばらく温かい拍手と歓声を送り、熱い気持ちを伝えた。

 ソロコーナーでは、スンヨンはいつもの可愛らしい姿からガラリと変わり、シャープでハードなイメージで力強いパフォーマンスを披露。神秘的な装いのギュリは澄んだ歌声で観客を魅了し、ニコルは鍛えられた肉体美を見せながらパワフルなダンスを披露した。ハラは大人の魅力たっぷりに歌い上げ、ジヨンは元気あふれる曲で観客と一体となったパフォーマンスを繰り広げた。

 「ここで皆さんがどのくらい楽しんでいるか、皆さんの声で確認します。私たちが呼んだら『イエーイ!』と答えてください」と話すと、3階席、スタンド席、アリーナ席と順番に呼びかけて声援を促す。どんどん高まっていく熱気の中、「サンキュー サマーラブ」など4曲を歌い、ノリノリとなった会場のボルテージは最高潮に。

 ニコルは「久しぶりに皆さんの笑っている顔が近くで見られて、私もすごくうれしいです。今日という1日が私たちにとっても特別な思い出になると思います」とファンと再会できた喜びを改めて伝えた。ジヨンは「今回のツアーはあと13回のステージが残っていますけど、皆さんとたくさんの幸せな思い出を作りたいです。今日は私たちを見に来てくださって本当にありがとうございます」と感謝の気持ちを述べると、ギュリも「皆さんのおかげで私たちはステージに立つことができて、いつも感謝の気持ちをもっています。ありがとうございます。皆さんにとって今日が素敵な時間になったら、私たちも本当にうれしいです」と真摯に語った。スンヨンは「ここで皆さんの顔を見ていると、私も本当に愛されているなと思って幸せです。いつも頑張るスンヨンになるため、頑張ります」と意気込みを見せ、ハラは「久しぶりに皆さんとお会いして、しかも今日は初日だったので緊張したんですけど、一緒に歌って踊ってくださる皆さんのことを見て本当に幸せでした」とファンへの思いを伝えた。

 ここでバースデーケーキが登場し、サプライズパーティーに。会場全体で「Happy Birthday To You」を歌って、前日の7日に迎えたニコルの誕生日を祝った。「何回も祝ってもらいましたが、毎回驚きです。ビックリした」とニコルは喜びあふれる笑顔を見せ、「皆さん、誕生日にはメッセージを送ってくれて本当にありがとうございます」と照れくさそうな様子。するとメンバーと観客から大きな声で「おめでとう」という言葉が送られ、ニコルの顔には笑みがこぼれた。

 この後「ミスター」など4曲を歌い、会場のボルテージは留まるところを知らずに上昇し続け、最高の盛り上がりを見せた。「皆さんに支えていただけて、私たちKARAは頑張ることができます。私たちは本当に幸せな人間だと思うことができました。本当にありがとうございます」というギュリの言葉でツアー初日の幕は下りた。

 全25曲、約1万2000人のファンと歌って踊って燃え上がった「KARA」。温かく見守るファンと、最高のパフォーマンスで応えた5人との絆は固く結ばれていることを再確認したように感じた。

 横浜アリーナ2days(10/8、9)のあとは、マリンメッセ福岡(10/16、17)、大阪城ホール(10/23、24)、名古屋 日本ガイシホール(10/29、30)、サンドーム福井(11/9、10)、さいたまスーパーアリーナ(11/19、20)、神戸ワールド記念ホール(11/23、24)でライブを行い、計7都市14公演で約12万人を動員。大きくスケールアップした今回のツアーによって「KARA」は、そのカラフルな魅力をしっかりとアピールすることになりそうだ。



Copyrights(C)wowkorea.jp 0