ソン・ユリ(Fin.K.L) の最新ニュースまとめ
黒をポイントにしたマリンルック調の白いワンピースで爽やかに登場したソン・ユリは少し緊張した様子を見せながらも「みなさんこんにちは、ソン・ユリです。みなさんにお会いできて、とてもうれしいです。今日は一緒に、楽しみましょう!どうぞよろしくおねがいします」と日本語であいさつ。
「日本で初めてのファンミーティングなので、とても緊張しています。本当にたくさんの方が来て下さり、とても感動しています。楽しい時間を一緒に過ごしたいと思います。」と日本初のファンミを前に心境を述べると、早速、フォトタイムコーナーからスタート。ソン・ユリが右、左、中央、とポーズをとる度に、貴重な瞬間をカメラに収めようとたくさんのカメラが向けられた。
2012年3月ドラマ「ロマンスタウン」のプロモーションで来日したソン・ユリは「ドラマのプロモーションで一度日本に来たことがありますが、私のファンの方々の為に来たのは今日が初めてです」と笑顔で話し、会場を見渡しながら「韓国へも足を運んで下さったファンの方もいらっしゃいますね。そして韓国からも来て下さったファンの方もいらっしゃいます。こんなにたくさん方が来て下さると思っていなかったので、とてもうれしいです。どうもありがとうございます」と改めて感謝の言葉をかけた。
会場には男性ファンはもちろん、女性ファンも多く、中には小さな子供の姿も見られるなど、幅広い世代から愛されているソン・ユリ。彼女の美しい肌へと話題が移り、その秘訣を聞いてみると「特にこれといったことはないのですが」と謙遜しつつ「フルーツがとても好きなので毎日食べています。三食の後、毎食後にフルーツを食べていますので、それが秘訣と云えば秘訣かもしませんね」と明かした。
1998年、アイドルグループ「Fin.K.L(ピンクル)」でデビューし、たくさんのドラマや映画に出演、現在は女優として大活躍中のソン・ユリ。デビューのきっかけを尋ねると「平凡な高校生だったんです。あるとき、学校の遠足に行った時にマネジャーと出会いました。『今、韓国ではS.E.Sというガールズグループがとても人気があるが、それに対抗するガールズグループを作るので、時間があったら連絡して欲しい』と誘われました。でもその時は歌も歌えなかったし、ダンスも踊れなかったので、迷っていました。同じ事務所にSechs Kies(ジャックスキス)とうグループがいて、その人達を友達と見に行った時に社長の目に留まり、『明日から練習に来て』と声をかけて下さったのがきっかけでした」と振り返った。
「翌日行ってみると、メンバーのオク・ジュヒョンさんが歌を教えてくれました。高校生でしたが本当に歌が上手かったので、歌の先生かと思いました(笑)。彼女のおかげで楽しく練習できたのを覚えています」とし、「そして、メンバーのイ・ヒョリさんが後から入ってアイドルグループFin.K.Lができました」と当時を思い出すように話した。
2002年、アイドルグループから女優へ転向したソン・ユリ。「最初のドラマの時は監督さんも私に期待していませんでした。『Fin.K.Lのソン・ユリそのままの姿を見せてくれればいい』とおっしゃったので、それほど大変なことはなかったですね。でも自分にとって初めての主演で二番目の作品ではたくさん怒られました。当時は歌手の人が演技をすることが少なかったので、周りからは『なんで歌手が演技をしているの』という冷たい視線で見られていました。そんな時はメンバーが恋しく思いました」と当時の葛藤を告白。
芸能デビュー15周年を迎え、「自分としてはどこにいても末っ子のイメージを持っていましたが、最近は“先輩”と呼ばれたり、私に90度の角度であいさつする後輩たちもいて、ちょっとぎこちなく感じることもありますが、15年を振り返ってみると短くて、いつも楽しくて、幸せな時期だったと思います」と感慨深く語った。
演技で一番難しい点を聞いてみると「私は人見知りなので、あまり親しくない相手役の人とラブシーンを演じる時が大変でした。それからドラマスタッフが大体70~80人ぐらいいるのですが、長い時間一緒にいるので、最初、お互いぎこちなくて慣れるまでが大変でした」とし、楽しい点を「人見知りの私が一緒に過ごしていくうちに大切な絆が生まれたことが、とてもうれしいです。ドラマに参加することによって、こうして日本のファンの方たちに会えることがやりがいを感じ、楽しいと思います」と語った。
通訳者の完ぺきな通訳に「すごい!」と日本語で感嘆の声を上げるソン・ユリ。日本語と英語を勉強中という彼女に、最近覚えた日本語を聞いてみると「本当におもしろいですね(日本語)」と披露し、一番好きな言葉を「いらっしゃいませ~(日本語)です(笑)」とお茶目に紹介し、ファンの笑顔を引き出した。そんなソン・ユリが色紙に好きな言葉を書き、会場の生徒(ファン)へ韓国語のレッスンをすることに。色紙に「志あるところに道開ける」という言葉を書いたソン・ユリは「これは父が定めた我が家の家訓です。志があって願いがあれば、それを叶える道は開けるという希望に満ちた言葉なので、私はこの言葉が大好きです」と紹介すると会場からは称賛の大きな拍手が送られた。
続いてファンからの質問コーナーへ。抽選で選ばれたファンがステージに上がり、直接質問することに。
<b>-普段どんなファッションが好きですか。</b>
普段は楽なものが多いですね。デニムにTシャツといったボーイッシュなスタイルが好きです。
<b>-お休みがあったら海外のどこへ行きたいですか。</b>
以前、撮影で札幌に行った時に露天風呂に入ったので、また温泉に行きたいです。
と話すと会場からは韓国語で「一緒にいきましょう!」との声が。その声に笑顔で「スキーもしたので温泉とスキーのセットはいかがですか」と呼びかける彼女のユーモアのセンスに会場は爆笑。
イベントが盛り上がる中、スクリーンにはドラマ「神々の晩餐~シアワセのレシピ~」のハイライトシーンが映し出された。ワンシーンごとにその魅力溢れる演技がクローズアップされるとファンの視線が集中。会場の雰囲気が高まったところで、白いブラウスにチェックのミニスカートにエプロンをつけたソン・ユリが登場。ドラマにちなみ料理の腕前を披露することに。
大歓声の中、「ドラマで習ったカナッペを今日は料理しますね」と意気込んだものの「簡単すぎて恥ずかしいです」とはにかむソン・ユリ。「以前はラーメンやキムチチャーハンしか作っていませんでしたが、ドラマの為に一か月半料理の授業を受けて包丁さばきの練習もしました」と自信たっぷりの様子。ステージで料理するソン・ユリの姿に会場のファンは大興奮。楽しい雰囲気の中、出来上がったカナッペを抽選で選ばれたファンがステージに上がり試食することに。その知らせを受け、場内は大歓声に包まれた。
直接食べさせてもらったファンは口々に「美味しいです」を連発。そんなファンの様子にソン・ユリも満足げな表情を見せた。イベント途中、チュ・サンウク、キム・ソナ、イ・ジンらからの応援メッセージがスクリーンに流れると「全然聞いていなかったので」と驚きながらも「ソウルで美味しいものをごちそうしないと」とうれしそうに話した。
ソン・ユリのプライベートに迫るコーナーでは小さい頃からの写真や最近家族でヨーロッパに行った時の写真がスクリーンに映し出された。ドイツで生まれたというソン・ユリは30年ぶりに訪問した感想や、スイスのユングフラウの頂上でジャンプしながら撮影した時のエピソード、両親と一緒に撮った写真を紹介しながらのプライベートトークでファンを沸かした。さらに、ドラマの撮影で使用したサングラスやバラエティー番組で着用した帽子など愛蔵品のプレゼントや自筆の手紙の朗読と様々な企画でファンを楽しませるソン・ユリ。
最後は「Fin.K.L」時代を彷彿させる歌のプレゼントで会場を感動の渦に巻き込んだ。「今日は本当にありがとうございました。楽しめましたか?これからも応援よろしくおねがいします。またお会いしましょう。愛してます」と日本語でメッセージを送ると会場のファンからは「ユリシ~ファイティン」との応援の声が掛けられ、イベントを締めくくった。
女優の魅力はもちろん、チャーミングな人柄と、多彩な魅力でファンを魅了し日本初のファンミーティングを大盛況で飾ったソン・ユリ。イベント終了後には握手会も実施され、この日集ったファン一人、ひとりと直接ふれあい深い絆を結んだ。
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