キム・ウンス の最新ニュースまとめ
人気ドラマ「相続者たち」。主人公イ・ミンホが時折開く本は、最近文学村から再版された詩集だ。同ドラマの台本を手掛けるキム・ウンスク作家は「シークレット・ガーデン」では「不思議の国のアリス」を、「紳士の品格」ではシン・ギョンスクの小説を作品の中に溶け込ませた。
先日終了したドラマ「秘密」でも、エミール・アジャールの「これからの一生」が男女主人公の別れのシーンで悲しみを増大させる役割を果たした。また、「結婚の女神」に登場したイ・ジュンソプの関連本は、出版13年が過ぎて突然注目され、最近6万部が売れた。「主君の太陽」に登場した日本の作家の童話シリーズもベストセラー圏内に入った。
ドラマの間接広告、すなわちPPLに乗り出す出版社側は、新しい読者層を作り出すための努力だと話す。間接広告の費用は状況により異なる。画面にただ照らすのみの場合は数千万ウォン、劇中の重要な装置として使う場合は1億ウォンほど。しかし、ドラマの展開に合わない場合は費用にそぐわない結果となりえる。
また出版界にも資本の論理「富めば益々富を作り、貧は益々貧になる」の固定観念と共に、1~2種類の本が集中的に関心を集め、他の本たちが疎外されるという…読書市場の歪曲に対する心配の声も深くなっている。