Rain(ピ)、テナントへの詐欺容疑で告訴される

韓国歌手Rain(ピ)が、自身所有のビルにテナントをもつ有名デザイナーから詐欺容疑で告訴されことがわかった。

Rain(ピ) の最新ニュースまとめ

　19日、ソウル江南警察署によるとRainが所有する江南区（カンナムグ）清潭洞（チョンダムドン）のビルにテナントをもつデザイナーのパク某氏は「ビルに雨漏りがする事実を事前に知らされることのないまま被害に遭った」と告訴状を提出したという。

　パク氏は告訴状で「賃貸契約時にこのような内容をRainから聞かされたことはなく、契約書にも記載はない。このため、詐欺および私文書詐欺容疑にあたる」と主張している。

　これについてRainの所属事務所は「告訴人が訴訟結果に基づいてビルを空けなけらばならないにも関わらず、これを履行せず、むしろ一方的な誹謗中傷を続けている」とし「告訴人が虚偽事実の流出と名誉棄損で二度も略式起訴されたが、それでも（誹謗中傷を）続けてRainのイメージを失墜させている点について強力に対応していく」と明かした。

　2009年、Rain所有のビルに入居したパク氏は2010年9月から賃貸料を支払わず、Rainから訴訟を受けると「Rainが建物の不備を修理しないため、絵画が破損した」としてソウル中央裁判所に2億ウォン（約1800万円）の損害賠償を請求した。

　しかし、当時裁判所は「パク氏が被った被害は水漏れや梅雨時の湿気によるものであり、Rainが修理義務を追うだけの直接的な因果関係はない」とし、パク氏の請求を棄却。これに対し、パク氏は上告したが最高裁でもRainが勝訴している。