女優ハン・ヒョジュの前マネジャー、プライベート写真で家族を脅迫

ソウル中央地検は、韓国女優ハン・ヒョジュのプライベートを暴露するとして彼女の家族を脅迫し、金をだまし取った容疑でユン某氏（36）を拘束起訴し、芸能人マネジャーのファン某氏（29）とイ某氏（29）を不拘束のまま起訴したと発表した。

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　検察によるとユン氏らは今月初め、ハン・ヒョジュの両親へ連絡し「娘（ハン・ヒョジュ）のプライベートが撮影された画像20枚を所持している。すぐに2000万ウォン（およそ180万円）ずつ計4億ウォン（およそ3600万円）を支払わなければマスコミ各社へ写真を送る」と脅迫し、1000万ウォン（およそ90万円）をだまし取った容疑がもたれている。

　脅迫に使われた写真は、ハン・ヒョジュが4～5年前に当時の恋人と撮影した写真だという。ハン・ヒョジュが以前所属していた芸能事務所でマネジャーとして勤務していたイ氏が当時、ハン・ヒョジュのデジタルカメラからそれらの写真（実際は16枚）を自身の携帯電話へ転送していたという。

　彼らは、1000万ウォンを受け取った後、追加で金をだまし取ろうとハン・ヒョジュの両親を再度脅迫したが、その際警察に連行されたという。

　ハン・ヒョジュ側は、以前の所属事務所側からも契約が満了する時期に写真を理由に脅迫を受けていたという。

　ハン・ヒョジュの現所属事務所であるBHエンターテインメントはこの日、公式資料を通して「今月から自社に所属することになったハン・ヒョジュの父親に金品を要求する脅迫電話がかかってきた。ハン・ヒョジュ本人に確認した結果『問題となるような行動を取ったことは一切ない』とし、すぐに警察に申告した」と説明している。

　ハン・ヒョジュの父親は、警察の指示によりユン氏などの脅迫電話には冷静に対応するなど、彼らの検挙に積極的に協力した、と事務所側は明かした。

　事務所側は「廃業処理された前所属事務所で、ハン・ヒョジュの前マネジャーをしていたイ氏などが先ごろ携帯電話料金を支払えないほど金銭面で困っており、そのため金をだまし取ろうとしたようだ」とし「脅迫内容と異なり、ハン・ヒョジュと関連した特別なプライベート写真は所持していなかったことが後にわかった」と説明した。