ポスコ建設が、ベトナム・ハノイに接するアンカイン地域８０万坪に新都市を建設する大型プロジェクトを任された。同社ハノイ事務所のコ・ユンマン所長が２５日に明らかにした。これは、ベトナム国営の建設会社ビナコネックスが推進している、ハノイから近隣のハッタイ省をつなぐ高速道路の建設に加わる代わりに認められたもの。ベトナム政府から、高速道路の建設と新都市事業の合弁投資を承認するにあたり関連書類を提出するよう連絡があったという。
　ポスコ建設は高速道路の建設事業に８月から加わる。また、下半期に合弁法人を設立し、来年から本格的に新都市造成工事に取り掛かる。両社は２００７年の高速道路完工を目指し約３億５０００万ドル、年末から２０２０年にかけて進める新都市事業には２５億ドルと、総額２８億５０００万ドルを折半投資する予定だ。

コ・ユン の最新ニュースまとめ

　新都市プロジェクトは、敷地６０万坪に戸建て住宅１３５１戸と集合住宅６３３５戸のほか、商業・業務用地と公園用地などから成る。ベトナムで最も高い７５階建てビルの建設も計画している。

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