TEENTOP
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大人気ボーイズグループ「TEENTOP」。全国5大都市で開かれた「TEENTOP Zepp Tour 2013 Fly High!」が、12月10日(火)Zepp Tokyoで最終公演を開催した。ライブ&トーク形式で行われた単独公演は、名古屋、大阪、東京をはじめ、今回は単独としては初めての福岡と札幌を訪れ、より近くでファンと触れ合うツアーとなった。

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 追加公演最終日となったZepp Tokyoには大勢のファンが集まった。照明が落ちると同時に、応援カラーであるパールライトラベンダーのエンジェル形ペンライトが会場を照らし始める。スクリーンにメンバー紹介の映像が流れると、大きな歓声が上がった。すると、ベルベットの幕がステージ上に降りたと思った瞬間、その幕が外れブラックスタイルに身を包んだメンバーが登場し、会場は大きな歓声に。8月に韓国で発売されたアルバムのタイトルにもなっている「TEENTOP Class」で幕開け、そのまま「Don’t I」へと流れ込む。ファンの掛け声はなりやむことなく、ペンライトが激しく揺れる。

 「TEENTOP」は全国6回のZepp公演を行い、各会場でMC担当(主役)を決めている。そして、最終公演の主役に選ばれたのは、メインボーカルのCHUNJI。歌い終え、メンバー紹介の際にCHUNJIが「エンジェルは僕のお姫様です…」と口にすると、「お姫様を抱っこして」と問いかけてきたのはRICKY。その言葉にのってきたNIELに目をつけたCHUNJIは、NIELをお姫様抱っこし「愛してる」とつぶやいた途端、会場は悲鳴ともよべる黄色い歓声に。
 
 その盛り上がりを受け、激しいレーザービームの演出の中で「Rocking」を熱唱。パワー溢れるステージと一緒に、ファンも掛け声で息を合わせる。「Miss Right」では、スクリーンに雪の結晶が舞い落ちる絵とメンバーがMIXされた映像が映し出される。ファンとの距離を縮めるかのように、メンバーはステージギリギリまで進み、「La La La La La La〜」に合わせ、高く上げた手を左右に振りながら客席の奥後ろまで見つめていた。そして、曲のリズムに合わせてファンとペンライトが左右に揺れる中、「Date」へと続く。

 CHUNJIから「東京のエンジェル(=TEENTOPのファン)はどんなデートがしたいですか?」の質問に「僕とデートがしたいですか?」とファンに問いかけたのはL.JOE。すると、会場から男性の声援が聞こえ「男性のエンジェルが多くてうれしい。僕とデートしましょう」と笑いを誘った。
 
 メンバーが希望するデートコースは何かで盛り上がったところで、ゲームタイムへと入る。どんどん膨らむ風船を持ち、お題に対して答えていくといった「風船破裂ゲーム」が CHUNJI 司会のもとスタート。“CHUNJI が男前な理由”、“CHUNJI が好きな女性のタイプ”、“メンバーのスーパースマイルを見せて”の3問を順番に答えていくのだが、すべてRICKYのところで風船が破裂してしまい「こわい〜」と甘えた表情でファンをクギ付けにさせる。

 ゲームが盛り上がったところで、ステージは次のLIVEへと移る。赤い小ぶりのソファやテーブルなどが置かれ、部屋をイメージしたステージで「Lovefool」を歌い上げる。その後、会場が一瞬暗くなったと思った瞬間に飛び出たのは、白シャツにサングラス姿のリーダーC.A.Pだ。歌うのはTEENTOPのラップチームの曲、Maboosとコラボした「Rock Star」。L.JOE、CHANGJOの順で次々にステージに登場し、会場を再び盛り上げる。

 次のステージに入る前に再び、トークタイムがスタート。一度、メンバーが全員ステージに立つがソロの準備のため、「トイレに行ってくる〜」とCHUNJI が 会場を笑わせステージを後にする。すると、メンバーが次々とCHUNJI のモノマネをし始める。C.A.Pが歌い切ったあと、CHUNJI の鼻の穴が大きくなる顔マネをするなど、ファン大爆笑のトークを繰り広げた。

 会場のテンションも高まったところで、“私がCHUNJI を愛する理由”と題し、ファンの書いてくれたコメントを読み上げるコーナーへと突入する。今回のツアーは、ファンとの距離を縮めるトークも見物。「王子様病が好き」では、CHUNJI は王子っぷりをポーズでアピールして見せたり。「飛び蹴りされたときの顔が好き」では、NIELに実際に飛び蹴りをされ、会場を湧かせた。「93lineのイチャイチャが見たい」に答えるべく、L.JOEをバックハグするなど、本日の主役CHUNJI は全力でファンに答える。そして、話題は再び鼻の穴に…。ここで、CHUNJI とC.A.Pの二人が会場にいるファンから小銭を借り、鼻の穴に入れることになる。ファンに小銭が入った姿を披露したのはC.A.P。ファンとの距離がさらに縮まり、温かい雰囲気と笑いに包まれた。

 ステージはCHUNJI のソロへ…。選んだ曲は清水翔太の「さくら」。メインボーカルならではの高くキレイな声と優しい発音の日本語に、ファンは心奪われ聞き惚れていた。ソロステージが終わり、スクリーンには、日本で行われた過去のライブ映像が流れる。TEENTOPが成長してきた証を再確認するようにファンはVTRを黙って見つめていた。

 そこへ、「To you」とともに白い衣装に身を包んだメンバーが再びステージに戻ってくると、会場に大歓声が広がる。「手の甲がかすめる」「Angel」といった、しっとりとしたナンバーが続き、再びVTRへ。ドクターに扮したNIELとファンになりきったメンバーが演じる“Dr.ニエルのSupa Luvを楽しむ方法”が流れる。掛け声や振り付けの練習を終えると、黒×赤のROCKテイストの衣装にチェンジしたメンバーが登場し「Supa Luv」を熱唱。「Be Ma Girl」、「So、Sweet」とエンディングに向かってアップテンポなナンバーが続き、会場の歓声も1曲ごとに大きくなっていった。
 
 そして、残りわずかとなったところでメンバーが今の気持ちを語り始める。「すごく楽しくて、今日は本当に時間がすぎるのが早く感じました。僕たちはまたみなさんに会いたくなる。また戻ってきます。一生一生幸せにします」とL.JOE。RICKYは「次にまた日本に戻ってくるときは、さらにカッコ良くなって来ます!」と真剣な眼差しでメッセージを送る。C.A.Pは「また、みなさんにすぐ会えますので悲しまないでください」とリーダーらしい優しさを伝えた。そしてCHANGJOは「今日は楽しかったです。また来てくれますよね? そのときには、もっとカッコいい姿で戻ってきます。愛してます」とファンにとってうれしい一言も残す。NIELは「最後の公演になりましたが、熱いコンサートができました!僕たち、また会うためにカッコよくなって帰ってきます」と今と今後の活動への思いを綴った。そして、最後に本日のMCを担当したCHUNJI が日本語で「今日はとても楽しかったよ。いつまでも応援してください。愛してるよ」とファンに熱い思いを伝えた。

 「TEENTOP」は2月に日本でのアリーナツアーを行うことをファンに公言すると、会場からは悲鳴に近い歓声があがる。「踊りましょう!」の一言で「CRAZY」がスタート。「I need you baby baby baby」の掛け声で会場が一体となった。アンコールで「拍手(Clap)」を披露し終えるが、会場の盛り上がりは覚めず「TEENTOP」を呼ぶアンコールは続く。ダブルアンコールで「Walk by」がスタートするとCHUNJI とRICKYは2階席から登場。他のメンバーはステージから薔薇を投げるといったパフォーマンスに、再び会場は大いに盛り上がった。RICKYを標的にメンバーが水をかけたり、着用していたパーカーをステージからファンへとプレゼントしたりと最後の最後まで盛り上げ、ステージを後にした。

 大成功で幕を下ろした今回のツアー。そして、日本での2月からのアリーナツアーを約束。さらに大きくスタートを切った「TEENTOP」に今後も期待がかかる。



TeenTop Supa Luv MV
TeenTop Supa Luv MV




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