映画「黄真伊」試写会を北朝鮮でも、原作者が期待

南北経済文化協力財団のシン・ドンホ文化協力委員長は26日、小説家・洪命熹（ホン・ミョンヒ）の孫で、北朝鮮の朝鮮作家同盟で活動する洪錫中（ホン・ソクジュン）氏が、自身の小説「黄真伊」が韓国で映画化されることに大きな関心を寄せていることを明かした。
　シン委員長によると、洪氏は南北経済文化協力財団の仲介で昨年5月に韓国のシーズエンターテインメントと脚本化に関する契約を結んだ。洪氏は事前にシナリオを確認し、韓国の映画制作関係者に対し「映画が完成すれば平壌なり金剛山なり、試写会を開こう」と提案したほか、主人公の黄真伊にキャスティングされたソン・へギョの演技に関しても興味を示した。また、北朝鮮の作品を韓国で映画化したという商品性だけを考えずに民族的な問題も考慮するよう要請した。

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　映画はチャン・ユンヒョン監督の下、ソン・へギョとユ・ジテが主演を務め、27日から本格的な撮影に取り掛かる。制作関係者は、撮影を9月までに終え、下半期中に公開したいとしている。北朝鮮の開城、金剛山での撮影も計画しているが、まだ確定はしていないようだ。


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