同じくフィギュアスケート女子韓国代表の朴韶妍(パク・ソヨン)、金海珍(キム・ヘジン)と共に仁川国際空港を出発し、ロシア・モスクワを経由してソチに入る。
13日から15日まで会場のアイスバーグ・ スケーティング・パレスで、ロシアやウクライナの選手と同じ組で練習する。競技が行われるメーンリンクでの練習は16日からとなる。
ライバルの浅田真央は、団体戦出場を通じ既にアイスバーグでの滑りを経験した。その後、練習時間の制約がないアルメニアの首都エレバンのリンクで練習を積んでいる。
また、キム・ヨナの新たなライバルに浮上したロシアのリプニツカヤは、団体戦優勝で自信を付け、現在モスクワのリンクで練習中だ。
2013~14年シーズンのメジャー大会で上位10カ国に入れなかった韓国は、団体戦への出場権が得られなかった。
団体戦の最中もキム・ヨナは韓国で練習に没頭した。
数多くの国際大会を経験しているキム・ヨナに、現地適応のための早期出国は必要なかった。
キム・ヨナは現役最後の舞台となるソチ五輪で、ドイツのカタリナ・ビット以来26年ぶりとなる五輪フィギュア女子シングル2連覇を狙う。
2010年のバンクーバー大会では、228.56点と世界歴代最高得点で韓国フィギュア史上初の五輪金メダルをもたらした。
キム・ヨナは今季、ショートプログラム(SP)にミュージカル曲「悲しみのクラウン」を、フリーにタンゴ「アディオス・ノニーノ」を選曲した。
出発にあたり仁川国際空港で開かれた記者会見では、「最後の五輪となるため、満足できる競技を通じ後輩と共に良い経験ができればと思う」と心境を語った。
Copyright 2014(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0