また、「実戦の日にはどうなるか分からない。何よりも緊張しないよう心掛けたい。どんな結果が出ようと気持ちよく、悔いが残らないよう終わらせて戻って来たい」と最後の五輪出場への思いを語った。以下は一問一答。
――最後となる五輪出場の感想は。
「最後だという思いにとらわれ、集中できなくなるのではないかという心配もある。最後の試合だと考えるのではなく、『試合に出場する』と考えている。これまでと同じように試合に集中したい。試合が終わればすっきりと締めくくることができそうだ」
――五輪2連覇に関心が集まっているが。
「ほかの方々は私の2連覇に関心があると思うが、私はただ単に『五輪に出場する』と思っている。そのような部分はこだわらない。まだ試合は始まっていない。公式練習も行っていない段階でそのような話が出ていることは気になる。最も重要なことは私がどのように試合に臨むかであり、結果はそれについてくる。結果がどうであれ後悔せずに受け入れたい。いずれにせよ私にとっては最後の五輪なので気持ちよく終えることができそうだ」
――ロシアのユリア・リプニツカヤと対決することになるが、対策は。
「ほかの競技と違いフィギュアスケートは記録で成績を出すスポーツではない。選手は毎回調子がよいわけでもなく、毎回同じ基準で審査が行われるのでもないため、そのような部分は私が解決すべき問題ではない。私自身が満足できる試合をすれば、どのような結果が出ようと受け入れなければならない。リプニツカヤ選手にとっては初の五輪だが、私にはとっては最後だ。意味が異なる。ほかの選手に神経を使うことは私の助けにならないだろう。準備した分だけ実力を発揮することが重要だ」
――現地での具体的な練習計画は。
「ほかの大会のときに比べ現地に早めに向かうため試合前まで自然に時差に対応できそうだ。現地の環境に適応するための特別な計画はないが、滞在期間が長いので1日休む予定だ」
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