韓国海兵隊関係者は同日、「韓国海兵隊約500人と米第3海兵遠征軍約1500人が今月15日から23日まで浦項や大邱で初めて大規模な指揮所演習(CPX)を実施した」と明らかにした。
同演習期間の今月16、22、23日には、北朝鮮が短距離ロケット砲計71発を発射している。
今回の演習には沖縄に駐留する米第3海兵遠征軍のジョン・ウィスラー中将ら指揮官や参謀も参加。韓国海兵隊からは李永柱(イ・ヨンジュ)司令官をはじめ多数の幹部が出席した。米第3海兵遠征軍は、朝鮮半島有事の際、最初に展開する米軍戦力。
演習では朝鮮半島で発生し得るさまざまな状況を想定し、兵力と装備を迅速に展開する訓練が行われた。
韓国海兵隊によると、両軍指揮官らが出席しCPXを実施したのは今回が初めて。
李司令官は「韓国海兵隊が主導的な役割を果たし、両国海兵隊のチームワークや戦闘遂行能力をさらに高めるきっかけになった」と評価した。
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