大韓航空機爆破事件の犯人、金賢姫(キム・ヒョンヒ)元死刑囚が、ソウルと京畿道の境界付近に居住しているとみられる。ハンナラ党の鄭亨根(チョン・ヒョングン)最高委員が消息筋からの情報として明らかにしたもので、息子、娘とともに生活しているという。鄭最高委員は事件当時、国家安全企画部(現国家情報院)の捜査団長として、金元死刑囚に対する捜査を直接指揮していた。
 鄭最高委員は2日にラジオ番組に出演しこのような情報を明らかにした。子どもたちは中学生くらいになっているとみられ、母親が金元死刑囚であるという事実のためにつらい思いをしているという。また金元死刑囚は外部からの接触や電話連絡も拒絶しており、精神的にも疲れ果てているため子どもだけでも安全に育てていきたいと考えているようだという。

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