イ・ミンホ の最新ニュースまとめ
最新作「相続者たち」のKNTV日本初放送を記念し、3月28日(金)神奈川・パシフィコ横浜にて来日記者会見を行った。報道陣が拍手で迎える中、淡いブルーのドット柄のニットで爽やかに登場したイ・ミンホは「みなさん、こんにちは。イ・ミンホです。お久しぶりです」と日本語であいさつ、会見がスタート。
<b>-最新主演ドラマ「相続者たち」の日本放送が決定しましたが今のお気持ちは?</b>
まずは、正式に日本で放映されることが決まって、とてもうれしく、思っています。このドラマは愛を描いたドラマですが、僕もこのドラマを通して愛についてもう一度考えるようになりました。“愛とは何か”愛の関係性やあり方についても、もう一度考えることができました。そうしたメッセージが日本のみなさんにも伝わって、楽しんでご覧いただければうれしいです。そして、このドラマが愛されるドラマになって欲しいです。
<b>-ドラマの中でイ・ミンホさんが特に印象に残っているセリフは?</b>
記憶に残っているセリフは、直訳すると「それにも関わらず直進」「それでも前に進む」というセリフと、「僕は君を愛してるの?」というセリフです。「僕は君が好き?(日本語)」です。
<b>-ドラマの中で好きなシーンは?</b>
このドラマの中で僕は婚外子という役柄で、そんな心に痛い秘密を抱えている主人公が、自らその事実を明かすシーンがあります。そのシーンを撮影した時は一日中手に汗を握って、とても緊張していました。気持ちを集中させて撮ったシーンなので、記憶に残っています。
<b>-同世代の方と共演されていますが撮影中印象に残っていることは?</b>
とにかく今回は同世代の同僚たちがたくさんいたので、“もしかしたら、これほど同じくらいの世代の俳優と一緒に作品を撮るのは最後かもしれない”とちょっと切ない気持ちになりました。でも(撮影中)本当に楽しくて、数人集まっただけでも現場が楽しくて、ファイトに溢れた現場でしたので、よい思い出がたくさんできました。
<b>-“ここは見て!”というドラマの注目ポイントは?</b>
人は歳を重ねて、歳月が過ぎれば過ぎるほどいろいろなことを考えてしまい、人間が本来持っている純粋な感情を忘れがちだと思います。でもこのドラマを観れば、若いときの、若い人たちの感情というものをたくさん感じることができます。そんな“感情の交流”や“心の触れあい”そういったところをポイントにご覧いただければ、より楽しめると思います。
<b>-撮影現場での楽しかったエピソードを教えてください。</b>
とにかくセリフがとても楽しくて、個性的なセリフばかりだったので、セリフを使ってちょっとふざけたり、いたずらをしていました。特に女性の出演者の方たちに「僕が君を愛してるの?」というセリフを使ったいたずらが多かったです。
女の子をいじめることが好きな、20代の男子の集まりみたいな感じでしたので(笑)、男子が意地悪なことをしてパク・シネさんがちょっと拗ねてしまったということもありました。
<b>-「花より男子」で高校生役を演じた時と「相続者たち」の高校生役の違いはありますか?</b>
今回の作品のほうが、気持ちが楽でしたね。何故というと、“頭に強いパーマをかけずに制服を着られた”ということで、とても気持ちが楽でした(笑)。2作品を比べると「花より男子」の時の方が、今より年上に見えるような気がします(笑)。”キム・タン”というキャラクターは、今まで僕が演じていたキャラクターよりも深みがある、深い感情を持った人物で、それを演技で表現しなければいけなかったので、だんだん感情が深まっていくにつれて、演じながら“この男は真の男、男の中の男だな”と感じるようになりました。なので、あまり10代という年齢にとらわれずに撮影をしていました。
<b>-“男の中の男”と感じる具体的なエピソードは?</b>
”キム・タン”は、自分が何をしたいのかを自分でわかっているキャラクターで、自分の気持ち、自分の感情に忠実なキャラクターだと思います。なので、兄の人を愛する愛し方も理解できますし、”キム・タン”の愛し方もできるという、俳優イ・ミンホとしてはその両方がわかる時期に今来ていると思います。そして兄のウォンは、人の愛し方も含めて非常に現実的な生き方をしています。その点も共感できました。そして今、現実を考える時期にある僕自身がふり返ってみると、”キム・タン”の愛し方というのが、すごく良く理解ができました。彼の愛し方は、“本当の心から人を愛する愛し方”だと思いましたし、自分の好きな女性を守ることができる男性です。なので、今の自分にはない面を持っている、とても素敵な姿を持っているというところから、“真の男、男の中の男”だと思いました。
<b>-異母兄のウォン(チェ・ジニョク)とのシーンが印象的ですが面白いエピソードはありますか?</b>
「ヒョン(お兄さん)」と呼びながら、僕から寄っていって抱きつくというシーンだったのですが、まるで女優さんのようにウォン(チェ・ジニョク)の腕を引っぱって抱き寄せてしまって(笑)。それでNGが出てしまってちょっと笑えたところがありました。
<b>-なぜ、女優さんのように(チェ・ジニョクを)抱き寄せてしまったのでしょうか?</b>
あくまでも、習慣的なものです。今まで、自分から抱きつくということがなかったので。もちろん私生活での習慣という意味ではなくて、毎回、作品でそうだったからです(笑)。顔が熱くなってしまいました(大テレ)。
<b>-日韓だけでなくアジア諸国で高い人気を得ていますが、ご自身の魅力は何だと思いますか?</b>
(ハニカミながら)今のご質問は良く聞かれるのですが、やはり答えにくい質問のひとつですね。どこの国でファンの方に会っても、とにかくみなさんの目を見て、眼差しを感じて、できるだけ触れあうように心がけています。ファンのみなさんと一緒にいると、とても幸せなので、その気持ちを素直に表現するようにしています。もしかしたらそういった点が(ファンのみなさんに)気に入っていただけているのではないでしょうか。最初は作品の中の(演じている)キャラクターをみなさんが魅力的だと思って、そして僕自身もキャラクターを通してアピールし、みなさんに近づいていくわけですが、ファンのみなさんとの関係がより深まるのは、やはりこういったファンミーティングや公演の場です。お互いにまごころ、本心で触れあうことで、みなさんに愛していただけているのはないでしょうか。
<b>-最後に、日本のファンのみなさんへメッセージをお願いします。</b>
今回は約9か月から10か月ぶりくらいの来日だと思うのですが、頻繁にファンのみなさんにお会いできなくて申し訳なく思っています。そのぶん今日と明日、みなさんといい思い出を作りたいと思っています。今日はマスコミのみなさん来てくださって、どうもありがとうございました。僕は韓国に戻って映画の撮影をスタートさせます。そしてまた、いい映画でみなさんにご挨拶できればと思っています。
イ・ミンホは最後に「ありがとうございます」と直接日本語で感謝の言葉を伝え、記者会見を終えた。
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