熱演するイ・ビョンホン(左)とスエ。撮影公開イベントで=3日、ソウル(聯合)
熱演するイ・ビョンホン(左)とスエ。撮影公開イベントで=3日、ソウル(聯合)
50世帯約70人が住む慶尚北道(キョンサンプクト)禮泉郡(イェチョングン)では、トップスターのイ・ビョンホンとスエ主演の映画『夏物語』の撮影が進んでいる。1969年にボランティア活動のためソウルから来た大学生(ソギョン)が、地元の女性(ジョンイン)に出会い、一生忘れられない恋を経験するという物語の舞台で、映画の70%がここで撮影される。メガホンを取るのは『品行ゼロ』のチョ・グンシク監督。10月末に公開予定だ。

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同日はイ・ビョンホンさんを一目でも見ようとする日本人ファン約100人もロケ地を訪れ、韓国のファンとともにケータリングサービスをたのみ、スタッフ100人をもてなした。食事が終わり撮影再開後も、遠くからイ・ビョンホンさんを見守った。イ・ビョンホンさんは撮影を中断し、握手を交わしながらサインを贈るサービスぶりだった。

以下は、一問一答。

-この映画を選んだ理由は?

イ・ビョンホン 「いつものように作品を選ぶ理由ははっきりと答えられません。ただ、シナリオを読んだ後の感想に左右されます」

スエ 「シナリオを読むにつれ、1970年代という時代が理解できるようになりました。その時代に対する好奇心もありました」

-ソギョンがテレビ番組を通じて初恋のジョンインに出会うが、なぜ初恋の相手を探そうとしたのでしょうか?

イ・ビョンホン 「ボランティア活動をする際に出会ったジョンインと一緒だった時間が、人生の中で一番幸せで、2度とない時間でした。短くて強烈だった1か月の恋、その後は一生離れ離れです。彼女を心から締め出そうとする過程は、とても胸が痛く辛いことです。忘れているかのようにみえますが、実は忘れていません。そうしたなか、テレビを通じて彼女と再会し、短くも激しかった愛の記憶をたどるのです」

-相手役について一言

スエ「イ・ビョンホンさんが相手役だと聞いて、うれしく思いました。2か月間、撮影しながらいろいろと教わりました」

イ・ビョンホン「このシナリオを読んでいたら、スエさんのことが思い浮かびました。スエさん以外の人がこの役を演じるなんて考えられません。スエさんはこの映画で、ご自分の魅力を十分発揮しています」

-30年前の時代を演じることは難しくありませんか?

スエ 「恋という感情は50年前も今も同じです。表現する方法も違いません。心が大事だと思います」

イ・ビョンホン 「そのころはもっと純粋でわくわくしていたのではないでしょうか」


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