イ・ジュン(元MBLAQ) の最新ニュースまとめ
この日公開された予告映像では、「カプドンはお前の父親だ。獣の子供め」というセリフをはじめ、ミステリアスな効果を随所に効かせた音楽をバックにハイライトシーンが映し出された。その後、ドラマの中でユン・サンヒョンが演じるハ・ムヨムだけを見つめるWebToon作家マ・ジウル役のキム・ジウォン、平凡なバリスタの裏に隠したサイコパス役で破格的演技が注目のリュ・テオ役のイ・ジュン(「MBLAQ」)、カリスマ溢れる刑事ヤン・チョルゴン役で実力派のソン・ドンイル、オ・マリア役で二面性を演じるキム・ミンジョン、そして連続殺人犯の濡れ衣を着せられた父の汚名を晴らすため刑事となったハ・ムヨム役で新たなキャラクターに挑戦、イメージ一新を図るユン・サンヒョンの順で登場し、フォトセッションに引き続きそれぞれの意気込みや見どころなどについて語ってくれた。
<b>-それぞれのキャラクターについてお聞かせください。</b>
キム・ミンジョン:マリアというキャラクターについてお話しするのはちょっと難しいと思います。マリアは秘密めいたキャラクターなので、たくさんお話しせずにドラマを通してみなさんに観ていただくのがもっと面白いと思います。一生懸命頑張っています。
ユン・サンヒョン:いままではコミカルな役柄が多かったので、初めての刑事役ということもありとてもプレッシャーを感じました。そして感情表現という部分で難しい部分もありましたが一生懸命演じました。不足な部分があったとしても温かい目で見てください。
ソン・ドンイル:素晴らしい監督と作家の先生がおっしゃる通りに一生懸命演じています。(笑)
キム・ジウォン:前はキツくて怖くて強い姿をお見せしたとすれば、今回は愛らしい姿をたくさんお見せすることができそうです。一生懸命撮影していますので、たくさん期待してください。
イ・ジュン:ぼくは、サイコです。(笑)
<b>-「君の声が聞こえる」 (SBSドラマ)でもご一緒されたので、ファンの方々もワクワクして待っていると思いますが、企画の時点で特別な理由がありましたか。また、作業をされながら重点に置かれたことは…。</b>
脚本家クォン・ウンミ:実際の連続殺人事件をもとにという記事もたくさんありますが、事件のディテールなど全然違います。“カプドン”を見つけた時に、これはドラマの中で作り上げていくことができると感じました。このドラマを始めてからは、実際の殺人事件のようで何故始めちゃったかなとも感じています。でも、名俳優のみなさんとできるようになって、なにより監督さんがうまく作ってくれているので安心しています。
チョ・スウォン監督:いい作家といい作品を一緒にできるということがいいですね。作家がこの作品を作りながら大変だと言っていました。そのような苦労した難しい場面や状況もうまく表現できていると思いますから、ぜひ楽しく観ていただければと思います。
<b>-昨年は「君の声が聞こえる」で受賞もされた監督の演出作品は多くの人に愛されていますが、「カプドン」で見せてくれるスタイルはどういう方向ですか。特別神経を使った部分などありますか。</b>
チョ・スウォン監督:演出というのはとても多様なものですが、重要なのは主人公たちが持っている“(心の)傷”で、この傷が本当の話のように共感を持てるかということに重点を置いています。やはり、“共感”ですね。
<b>-今回もお二人で息を合わせているように拝見しました。作品についてのお互いの考えはいかがですか。</b>
チョ・スウォン監督:息は合わせることができていないですが(笑)、脚本家のクォンさんとは以前からの長い知り合いですから、1週間に1回ずつドラマについていろいろ話もしてきました。それで、実は親しいからこそちょっとやりにくい面もありますね。少し距離があればお互いに批判し合ったりもできるんですがね。そういう部分を気を付けてますね。でも、いい面も多いです。いい話もたくさんできるし。これまでのドラマでもキャラクターが成長していくドラマを手がけてきていらっしゃいますし。
脚本家クォン・ウンミ:監督はとても良い方ですし有名ですから、仕事をしながらさらに信頼感が深まった気がします。
<b>-華城(ファソン)連続殺人事件を元にした映画「殺人の追憶」との比較が避けられないと思いますが、差別化とか区別するとすればどのような点ですか。</b>
脚本家クォン・ウンミ:まず、まだ解決されていない問題の事件であることが重要でした。「殺人の追憶」は、80年代という時代的な敗北感がよく現われているとても素晴らしい作品なので、比較されていますがそういう対象ではないと思っています。「カプドン」では犯人を逮捕することで事件が解決されていくところをお見せしたいです。
<b>-これまでの韓国ドラマと違う点は。</b>
チョ・スウォン監督:傷を受けた主人公たちがどのように成長して行き、どう乗り越えて行くかを描いたドラマと考えてくださればと。
<b>-ユン・サンヒョンさんは今までと違ったカッコイイキャラクターを見せてくださるとのことですが、どんな気持ちでこの作品を選ばれましたか。また、監督さんはどのような意図でユン・サンヒョンさんを作られましたか。</b>
ユン・サンヒョン:このようなジャンル物がとても好きでしたし、歌手の準備をしながら演技を夢見たきっかけでもあるソン・ガンホさんの「殺人の追憶」を見ながらこんな役をしたいと思っていました。そして、ついに監督が「ドラマをやるんだけど一度台本を読んでみてくれないか」と読んでみたらとても面白かったんです。ただ、これまで演じてきたキャラクターと違って体力的な部分で心配しました。喧嘩して走ってという体当たりのシーンが多いんですよ…。(深い溜息)ターニングポイント…。でも、今まで面白いキャラクターを演じてきたから、このドラマでアクション俳優としても…という考えを持ったことは一度もないんです。韓国の男優なら必ずアクションを、とは思わない方で面白いキャラが好きです。コミカルな役はたくさんしたいし、ソン・ドンイル先輩のようにドラマや映画でキラッと光る重要な役をしてみたいという欲もたくさんあります。主演じゃなくて助演でも。それで負担に感じていたんです。でも撮影に2、3回出て監督と一緒にやってみたら、コミックと同様にキャラクターが身について感情が入れば、それに合わせて演技すればできるんだと思えていい感じで撮影しています。
チョ・スウォン監督:ユン・サンヒョンさんが見せる瞬間、瞬間の目の輝きがいいんですよ。最初はキャラクターをつかんでいく過程がありますが、どんどん良くなっています。何も考えずに前だけ見て頑張って欲しいです。
<b>-オ・マリア役で正反対の姿を演じることで話題になっていますが、二つの顔を演じる感想は。</b>
キム・ミンジョン:二つの顔で生きているオ・マリアが持つトラウマは傷のためですが、演技をしながら最も胸が痛かったのは、この女性は死ぬことができずに愛するのだと感じて演技をすることが多いんです。それでも生きているから、その過程で自分だけの愛する方法を探している女性です。そういう部分で二通りの表現をしたいです。医者のガウンを羽織っているときは化粧をほとんどしていませんが、化粧をするのに時間がかかります。ドラマなので時間的な余裕がないこともあって、時間節約のために頭を使ってウィッグをかぶっていますが、どうしても時間がかかることがあり、そうしたことがちょっと大変かなと。
<b>-ソン・ドンイルさんは「応答せよ1994」でたくさんの人気を集められ、今回は血も涙もない冷たい刑事役ですがどんなキャラクターが難しいですか。</b>
ソン・ドンイル:私は“生活演技者”なので、これが難しい、あれが難しいというのはありません。(笑)子供が3人いるので前だけ見て駆けて行くという状況です。(笑)実はジャンル物ということでもありますが、今なお未解決の事件という関係上、そこに関わる人の傷が相当に深いドラマです。犯人を探すことが主な目的のドラマではありますが、犯人を見つけなければならない人、見つけて真犯人を明かさなければならない人…全てが多くの傷が幾重にも建物のように重なっているドラマです。実はカプドンが誰か、監督も俳優たちも誰も知らずにスタートしているんです。もちろん、当事者の私も知りませんので、みなさんがドラマを観ながらとても気になる展開だと思います。私は個人的に“演技は技術”だと考えているので、私が持っている演技に必要な全ての技術をこのドラマに降り注ぐつもりです。助詞も抜かさずアドリブも全然なしでちょっと変えてみました。これは儲かるかなと。(笑)2話まで撮り終わった中に、去年1年間のセリフの量が全部入っています。それだけ量が多いんです。なので一生懸命最善を尽くして頑張っています。みなさんがこの「カプドン」をどのくらい愛してくださるかに、子供たちの未来がかかっています。(笑)たくさん愛してください。
<b>-イ・ジュンさん、サイコパスの配役で参考にしたキャラクターがありますか。</b>
イ・ジュン: 参考にしませんでした。以前から作品に取り組む時に参考にしようと努力しましたが、その俳優を真似るようになりました。それで私がそのまま自分のことのように、キャラクターに入り込みました。キャラクターの立場で日記を書くとか、いろいろと悪い想像をしたりしています。
<b>-キム・ジウォンさんは、また高校生の役ですが…。</b>
キム・ジウォン:いつも先輩たちが「女優は幼く見えられるまで最大限幼く見えた方が良い(笑)」と言ってくださって、学生服をまた着られることをありがたく思っています。そして、(「相続者たち」の)ラヘル役もそうでしたが高校生でも大人っぽい姿とかいろいろお見せできるキャラクターでもあるので大丈夫かと思っています。自分の性格的には、ラヘルよりマ・ジウルと似ている部分が多いと思います。ラヘルは冷たいキャラクターでしたが、マ・ジウルは100%自分の感情に忠実で全部見せるキャラクターなので楽しく撮影しています。
<b>-今日のハイライトシーン映像でカリスマ溢れるユン・サンヒョンさんが印象的でした。そのほかにも号泣シーンなど、今までと違う本人の姿に満足されていますか。</b>
ユン・サンヒョン:そのように一味違うというふうに考えてはいませんね。最近は画質のいいカメラで撮っていますよ。画面がきれいに出ますから。それに涙の感情表現の演技がいいとかいうことでもなく、とにかく装備が随分良くなっていますから。(笑)
<b>-キム・ミンジョンは、昨日の日常の1カットがすごい話題になって今日もまた美しく登場されましたが、美しさの秘訣は。</b>
キム・ミンジョン:そうですね。一番難しい質問ですね…。努力していることがあるとすれば、演技経験が長くなったので今は本当の意味で健康に暮らそうとしていますね。幼い頃から仕事をして苦労してきたので、健康に気を遣っていますね。
<b>-ユン・サンヒョンさんとキム・ジウォンは、良い先輩後輩として実際に撮影現場でどうですか。</b>
キム・ジウォン:サンヒョンさんとの撮影が多いんですが、朝の撮影で明るいサンヒョンさんを見ると力が出ます。シナリオを見てどうしてもよそよそしい感じで悩む時には、こんなふうにしてみたらとアドバイスしてくれたりして助けていただいています。ちょっと前にミンジョンさんと撮影したんですが、普段からファンなのでケータイにも写真もいっぱいあるほどで、実はサンヒョンさんと撮影する時よりドキドキして緊張しました。(笑)
<b>-イ・ジュンさんはいかがですか?</b>
イ・ジュン:先輩のみなさんがとても気楽に接してくださってありがたいです。特に今はミンジョンさんがアドバイスをたくさんしてくれたり…。まだ一緒に撮影していない先輩も多いので。
<b>-映像を拝見すると、ユン・サンヒョンさんとソン・ドンイルさんはかなりの悪縁で登場されてカリスマ対決もさる事ながら、凄まじい集中力で臨まれていると撮影陣に伺いましたが、特に気を遣っている部分や感じた点、エピソードなどを教えてください。</b>
ユン・サンヒョン:ソン・ドンイル先輩と絡むシーンが多いんですが、深い感情のシーンで面白い格好をしたりして緊張をほぐしてくださる時があるんです。とても面白くて、そんなスタイルそのままのドラマを撮っても面白そうだという思いがしました。それから、私はどんなドラマでも、キャラクターが今どんな感情を持っていて、相手に対してどんな感情を持っているか、それだけに集中して演技する方です。なので、特に気を遣って準備するということはないですね。
ソン・ドンイル:私はそう悩みませんね。セリフも一般的な日常の言葉で書いてくださっているので、特別難しいこともなくとてもありがたいですね。
この他にも脚本家のクォン・ウンミから、マ・ジウルを下から読むと“ウルジマ”で「泣くな」という意味になるなど、それぞれのキャラクター名の命名について明かされたり、監督と脚本家から第1話の見どころが紹介されたりするなど、ドラマの緊迫感が迫り来る制作発表会は、「犯人を捕まえることよりも事件のためにどれだけ多くの人が今なお傷ついているかというストーリーです。一番重要なことは、ジャンル自体が緊張感ただよう雰囲気を持っているので、1話見逃すと次のストーリーの理解が非常に難しくなる点です。みなさんが深い関心と愛情を持ってぜひ時間を空けてくださって、しっかりご覧下さればきっとスゴイ反転が待っているのではないかと思います。韓国がひっくり返るくらい(笑)。ぜひ、劇場のスクリーンで観るような気持ちで見てください」との名優ソン・ドンイルの名PRで締めくくった。
― ドラマ「カプドン(原題)」―
17年前の“イルタン連続殺人事件の容疑者カプトンイ”の有力な容疑者として挙がった主人公ハ・ムヨム(ユン・サンヒョン)の父ハ・イルシクが死亡し、カプトンイの検挙は失敗に終わった。そして、父の汚名を晴らす為に刑事になったハ・ムヨム。事件当時にすべてを投げ出してまでカプトンイに執着していた担当刑事ヤン・チョルゴン(ソン・ドンイル)との再会で“カプドン探し”を始めることとなる。
そして、カプドンを連想させるような殺人事件が起こったことで、死んだハ・イルシクがカプドンではなかったのか、カプドンは複数犯による犯行なのか、カプドンが存在を隠していたのかなど無数の疑問と混乱が入り混じるミステリー追跡ドラマ。4月11日にスタートした韓国tvNドラマ「カプドン(原題)」は、 金土夜8時40分から全20話で放送中。
tvN New金土ドラマ「カプドン」イ・ジュン ティーザー
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