映画祭組織委員会は去る29日、ソウル市内にある新世界百貨店文化ホールで記者会見を開き、ことしの招待作品を紹介した。
ことしは、30か国から出品された99編の映画が招待されたという。
開幕作は、ボスニア・ヘルツェゴビナで行われた残虐行為が残した傷を描いたジュバニッチ監督の新作「彼女たちのために」(2013)。ジュバニッチ監督は「サラエボの花」で「第56回ベルリン国際映画祭」金熊賞を授賞した経歴をもつ。
「新しい波」セクションでは、女性監督らの近作を通して最新の女性文化の流れを披露する。
また、「コンペティション部門:アジア短編競選」では、歴代最多の406編の中から予選を通過した27編が上映される予定だ。
この他、中国ドキュメンタリーが描く下層民と女性文化に焦点を合わせたセクションフォーラムをはじめ、観客との対話イベント「トーク・イン・シアター」など、各種付帯イベントも準備されている。
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