在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)機関紙の朝鮮新報(電子版)は7日、7月半ばに朝鮮半島全域を襲った集中豪雨の影響で、北朝鮮での死者が549人、行方不明者が295人、負傷者が3043人に上ったと報じた。北朝鮮当局がまとめた先月17日現在の集計結果を引用したもの 北朝鮮の水害による被害状況が具体的に報じられたのは今回が初めてで、特に人命被害状況が1けた台まで発表されたのは異例。人命被害はさらに拡大する可能性があるが、韓国の市民団体の一部から出された人命被害1万人とする説とは大きな差が表れた。
 これに先立ち北朝鮮の平壌放送は5日、ハンナラ党の鄭亨根(チョン・ヒョングン)最高委員が、今回の水害による北朝鮮の人命被害が1万人に達し、被災者が130万~150万人に上ったと言及したことについて「誇張し歪曲(わいきょく)した謀略的なもので、われわれに対する悪意に満ちた中傷にすぎない」と強く批判した。

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 朝鮮新報はまた、今回の集中豪雨で2万8747世帯が被害に遭い、このうち7847世帯が全壊、3051世帯が一部崩壊し、1万5618世帯が浸水したと報じた。

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