キム・ヒョンジュン(SS501) の最新ニュースまとめ
7か月ぶりの来日となるキム・ヒョンジュンを待ちわびたファンたちの熱気が開演前から会場に溢れ、3階席まである会場は、昼の部、夜の部ともに満席となった。
ドラマ「感激時代~闘神の誕生」は、キム・ヒョンジュンの約4年ぶりとなる主演作で、1930年代の中国・上海と韓国を舞台に、壮大なスケールと華やかなアクション、そして愛と友情を描いた物語。今までのキム・ヒョンジュンのイメージをくつがえす男らしい姿と新たなカリスマを感じさせる演技が高く評価され、韓国でも話題となった。
舞台中央の大スクリーンに映し出されたドラマハイライトシーンを背景に、キム・ヒョンジュンがドラマ挿入歌「今日が過ぎれば」を歌いながら登場すると、会場は割れんばかりの拍手と歓喜の声に包まれた。久々に目の前に登場したキム・ヒョンジュンに、ファンたちは感激の様子で、拍手と熱い声援を送り、キム・ヒョンジュンは日本語で「ありがとうございます。キム・ヒョンジュンです」とあいさつした。
MCのYumiが登場し、イベントがスタート。久しぶりの日本でのファンとの出会いについて、「日本で全国ツアーをした時のことを思い出します。先ほど歌いながら一人ひとりの顔を見ていたら、馴染みのある顔も見えました」とファンを喜ばせた。
この夜の部には昼の部に参加したファンも多くいたせいか、ヒョンジュンは「昼の部が終わった後、昼の部を見た方が夜の部にもいらっしゃるかもしれないと思って、質問を昼の部とは少し変えたらどうかとスタッフに提案したんです」と言って、「その話、今、初めて聞きました」とMCを慌てさせ、会場は爆笑。「スタッフがちゃんと伝えてくれなかったみたいですね」と困惑顔のヒョンジュンに、MCは「大丈夫です!ちゃんと夜の部では変えていこうと思ってました」と慌てながらも頼もしくこたえた。ヒョンジュンは「即興を楽しめればと思います」とイベントへの期待を高めた。
オープニングで歌った「今日が過ぎれば」は日本では初披露。「皆さんの前で歌うのは昼の部があったので、2回目になります。ノドもほぐれて、気楽に歌えました。僕自身が夜型の人間なので」とキム・ヒョンジュンらしい発言が飛び出した。昼の部のあとは「実は、昼の部では歌詞を間違えたので、もう一度リハーサルしていました」。
キム・ヒョンジュンの「紹介します。デグチ・カヤです」の声で、ヒロインのデグチ・カヤ役を演じたイム・スヒャンがベージュのシフォンの大人っぽいロングドレスで登場し、「はじめまして。カヤ役のイム・スヒャンです」と日本語であいさつ。昼の部では白いドレスで登場したイム・スヒャンについて、どちらのドレスが良いかと聞かれたヒョンジュンは「てっきり白いドレスで登場すると思ってたんですが…」と噴き出して、「肌色だったので、金のネックレスだけ見えて、一瞬、何も着てないのかと思いました」との爆弾発言に会場は大爆笑。緊張していたイム・スヒャンは「気持ちが楽になりました。ヒョンジュンオッパ、カムサハムニダ」と笑った。
ドラマトークコーナーでは「感激時代の楽しみ方」ということで、ハイライトシーンを振り返りながら、ドラマを見るポイントを紹介した。
一つ目は「韓国ドラマ史に残るスケール感」。韓国での広大なセット内だけでなく、各地で撮影されたというこのドラマ。ヒョンジュンは「韓国のセット場だけでなく、中国でもロケをしました。また、1930年代という時代背景から電柱一つあってもいけないという状況なので、韓国では主に地方の田舎で撮影しました」と話した。ドラマの中で魅力的な着物姿を披露したイム・スヒャンは、「1930年代を背景にした中で、着物を着て演技をしたら、本当に自分自身がその時代にいるような感じがしました。着物は本当に美しいと思いました。着るのに時間はかかってしまうのですが、美しい日本の伝統的な衣装を着て撮影できて、とても良かったです」。その美しい姿を見てどうでしたか?と質問されたキム・ヒョンジュンは、再び天然ぶりを見せた。「すみません、実は、今、別のことを考えていて…。ドラマのことではなく全然違うことを考えていて…」と発言。MCから「集中してください」と言われ、「自分でもびっくりしました…顔が熱いです」と、会場は大爆笑の渦に。気を取り直して「イム・スヒャンさんはスタイルも良いですし、顔も可愛くきれいで、さらに伝統衣装の着物は人を輝かせてくれるものだと思うので、その美しいボディとルックスが着物でさらに生きてきたのではないかと思います」と絶賛した。
二つ目は「肉体美が織りなすアクションシーン」。このドラマはキム・ヒョンジュンが鍛え抜いた体でアクションシーンを披露していることでも話題となった。着物で華麗なアクションを見せたイム・スヒャンは「撮影前にアクションスクールに通ったのですが、時間が無くて、実際に現場で呼吸をあわせることになり、失敗もたくさんしました。演じていて、相手を刺してしまったこともありました」と笑顔でこたえる姿に、MCから「笑顔で『実際に刺した』とおっしゃるところにビックリしました」と突っ込まれ、笑わせる場面も。ヒョンジュンは「振り返ると、やはり残念だったという思いがどこかに残ります。もっと頑張って完ぺきに出来たかもしれないと思いました。でも、その時の最善は尽くしました。今、残念だと思う部分については、コンサートや次の作品でカバーして、また皆さんに見せたいと思う」と答えた。アクションシーンでのけがについては、「一生残るような小さな傷ができてしまいましたが、これは栄光の傷だと思っています。撮影で一生分ケンカしたと思うので、これからはかなり我慢強くやっていけると思う」と撮影当時の大変さを思わせた。
三つ目は「翻弄される運命」。愛と復讐の運命に翻弄されるキム・ヒョンジュン演じるシン・ジョンテとイム・スヒャン演じるデグチ・カヤ。一番、印象に残っているシーンを聞かれると、イム・スヒャンは「カヤがジョンテの首に刀を押しつける感情的なシーンでは、徹夜をしながらのシーンだったので体力的にも非常に大変でした。二人ともあまりにも役にのめりこんでしまって、本当に死にそうになってしまったんです」と驚かせた。ヒョンジュンはもう一人のヒロインとのデートしている楽しそうなシーンにまつわり、実際に自分自身はどのようなデートをしたいかを聞かれると「芸能人なので公の場所ではデートはできません。特にしたいデートはありません」と、会場からは「えーっ!? 」と驚きの声と笑いが。「僕は二人きりでデートをするのが嫌いなので、何人かでデートをするのが好きなんです」と話すヒョンジュンにすかさずMCから「中学生みたいですね」と突っ込みが入り、爆笑するヒョンジュンとファンたち。「彼女と二人でいると、特にすることがないと思うんです」との発言に、MCとファンから「いっぱいあるじゃない!」と突っ込みが。「僕自身は男友達と一緒に会うのが良いです。僕の男友達の彼女も一緒に集まって、男同士、女同士で一緒に遊ぶのが良いです」と答えるヒョンジュンに、イム・スヒャンも思わず「女性がすごく苦労するタイプですよね。悪い男です」とコメントした。ヒョンジュンに言わせると「そのほうが長く愛せるのではないかと思います。花火は一発で散ってしまうけど、灰や炭は長く残りますよね」と独特の恋愛観を繰り広げて笑いを誘った。
次のコーナーではなんと、ゲッターズ飯田を招いての占いコーナー。キム・ヒョンジュンはもともと占いに興味が無く、「運命は自分で切り開くもの」と公言していたようだが、昼の部で占ってもらった時に、かなり熱心に聞き入り、すっかり占いが好きになってしまった模様。「昼の部とは占う内容も変えてください」「嘘なしで、ありのままを言って欲しいです。全てを受け入れる準備はできています」という積極ぶりを発揮。
キム・ヒョンジュンの基本的な性格は、「人は人、自分は自分と、かなりマイペース。生まれた時から心が60歳で、冷静でしっかりしています。妄想、空想がすごく激しいです。口癖はすぐに“なんで?”“なに?”と言ってしまうことと、小さいことを気にするということ」。合っていますと言いながら、前のめりで聞き入るヒョンジュン。「芸術、文化、歴史が非常に好きで、一度好きになったことは、突き詰める。細かいことを知ろうとするので、かなり情報通だったりします」と言われると、ヒョンジュンは思い当たることがあるように「あ~、そうです」と何度も繰り返した。次に「根がしつこいのと、同じ話を何度もする」と言われると、ヒョンジュンもファンも大爆笑し、ヒョンジュンは「本当に合ってます」とうれしそうに笑った。続いて、「人に見せない裏側が、ちょっと変態です。自由人で、枠にはまらない」と言われると、会場は拍手と大爆笑の渦に。イム・スヒャンもすかさず「さっき、私の衣装を見た時も、服を着ていないみたいって…」と突っ込みを。
占いはさらに続き、「匂いフェチで、好きな匂いをかぐとテンションがあがります。耳をなめられると弱いです」と次々に暴露された。「うちの子犬になめられた時、妙な気持ちになりました」と噴き出す場面も。匂いフェチについては「確かに人の匂いに敏感で、この人はこの匂いと、人によってその違いがわかるかも」と。また、「家にマニアックなものがある」と言われ、「ガイコツがある」と発言し、ゲッターズ飯田に「そんなものが?変態です」、イム・スヒャンにも「ピョンテ(変態)!」と突っ込まれ、ヒョンジュンは「ありがとうございます」と開き直って答えた。また、意外なところでは「裏方の星も持っているので、作家や監督の才能もあります。お芝居とか人に何かを伝えるという方面に興味が出てくると思います」ということも。ファンにとってはまたひとつ楽しみが増えたかも?
イム・スヒャンについては「非常に根が真面目で、現実的に物事を考える。段取り好きなので、段取りどおりに生きようとしますが、根っからいい加減なので、決めてはいてもなんとなく動いてしまう。サービス精神が旺盛で、人を喜ばせること、面倒を見るのが好きで優しい」と。しかし、スタイル抜群のイム・スヒャンに意外なコメントも。「油断するとすぐデブになります。デブの星を持っている」。「食べるのが大好きなんです」と驚くイム・スヒャンに、横からヒョンジュンが笑いながら「ザンネン!」と喜ぶ姿が。しかし、イム・スヒャンはもともと持っている運のレベルが普通の人が「1」であるのに対し、「10」もあるとのこと。「ヒョンジュンさんは『1』です。努力と才能でできている人です」というゲッターズ飯田に、ヒョンジュンは「僕の人生のモチーフはNo.1ではなく、Only One です!」と言い、また、「このイベントがDVDにならないことが本当にありがたいです」と笑って会場を沸かせた。滅多に聞けない、キム・ヒョンジュンの隠された姿を知ることができて、ファンには楽しくうれしい時間になったようだ。
この後、ドラマのOSTに参加した、日本を中心に活動中の韓国6人組のボーイズグループ「I.D(アイディー)」が登場し、挿入歌「炎のように」を披露したほか、明るくポップな「Timing」と「We should」を歌って、会場を沸かせた。また、特別にイム・スヒャンもBoAの「Every Heart-ミンナノキモチ-」を、きれいな日本語でのびやかな歌声を聞かせて、ファンたちを喜ばせた。
プレゼント大抽選会のあと、キム・ヒョンジュンのミニライブに。「僕は君のもの」「Your Story」のバラード2曲を披露。ファンたちは総立ちで久々のキム・ヒョンジュンの歌声に聴き入り、短いひと時を惜しむように大きな歓声と拍手を送った。
来月リリースされるキム・ヒョンジュンの新曲「Hot Sun」は、「TONIGHT」以来、約1年ぶりとなる待望のニューシングル。「今まで皆さんに見せたことのないパンク・ロックの曲です。この曲を聞いて夏の暑さを忘れて欲しい。カップリングの『B.I.N.G.O(ビンゴ)』と言う曲は、日本語で歌っているので、ワールドカップを見ながら聴いて、聴きながら日本チームの善戦を祈ってくれたらうれしいです」と話した。
最後にこのドラマの見どころについて、キム・ヒョンジュンは「現代社会では携帯電話をはじめ、いろいろな手段でコミュニケーションを取っています。その反面、言葉で意思を伝えたり、感情を伝えたりすることが以前より少し減っている気がします。このドラマは1930年代を背景にして、人と人が対話を通して、ケンカをしたり、仲直りをしたりというシーンが多く描かれています。そうしたところを重点的に見て欲しいと思います」と語った。
そして、「今日は皆さん、暑い中、忙しい中、わざわざ来てくださって、本当にファンの皆さんには感謝しています。次にお会いできるのは大阪になると思いますが、今日も昼と夜の部が違ったように、大阪公演でも違った姿をお見せできればと思っているので、楽しみにしていてください。そして、『感激時代~闘神の誕生』が日本でも愛されることを願っています」とあいさつし、久々のファンとの時間を惜しむように会場を見つめて、舞台を後にした。
今、自身の持てるすべてをもって打ち込んだドラマ「感激時代~闘神の誕生」で、今まで見たことのない新しいキム・ヒョンジュンの姿に出会えることに、より一層期待が高まった。
■「感激時代~闘神の誕生」
DATV
7月6日(日)23:30~ 1話先行無料放送
8月9日(土)22:00~ 本放送スタート
BSスカパー!/スカチャン5
7月13日(日)9:00~ ※「感激時代の日」として4話一挙先行放送
●『2014 KIM HYUN JOONG WORLD TOUR “夢幻” IN JAPAN』概要(予定)
会場 / 開催日
横浜アリーナ 2014 年 7 月 29 日(火) 開場 18 : 00 開演 19 : 00 *J:COM 先行あり
2014 年 7 月 30 日(水) 開場 17 : 00 開演 18 : 00
大阪城ホール 2014 年 8 月 5 日(火) 開場 17 : 00 開演 18 : 00 *J:COM 先行あり
広島グリーンアリーナ 2014 年 8 月 9 日(土) 開場 16 : 00 開演 17 : 00
出演者 キム・ヒョンジュン
料金 9,500 円(税抜)
主催 デジタルアドベンチャー
協賛 ローソンチケット
●『感激時代~プレミアムファンミーティング2014 in 大阪~(仮)』概要(予定)
開催日 2014 年 8 月 5 日(火) 開場 12 : 00 開演 13 : 00
会場 大阪城ホール
出演者 キム・ヒョンジュン、イム・スヒャン
料金 9,500 円(税抜)
主催 デジタルアドベンチャー
協賛 ローソンチケット
*イベント内容(出演者含む)は、予告なく変更になる可能性があります。
感激時代~闘神の誕生
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