イ・テヒョンがシルムからプライド進出、正式表明

シルム（韓国相撲）界の看板スターで先月引退したイ・テヒョンが８日の記者会見で、日本の総合格闘技プライドに進出することを正式に宣言した。
　会見はソウル市内のホテルで、プライドを主催するドリームステージエンターテインメント（ＤＳＥ）の榊原信行社長、高田延彦総括本部長らが同席する中で開かれた。イは「シルムは私の人生のすべてだった。これからはプライドという新たな舞台でベストを尽くせるよう応援してほしい」とあいさつした。

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　イは相撲の横綱に相当する「天下壮士」の座に３度輝いている。天下壮士出身者が総合格闘技に進出するのはチェ・ホンマンに次いで２人目。イはプライド側と、チェのＫ－１進出の契約金を上回る５億ウォンで２年契約を結んだとされる。

　一方、イの所属チームだった現代三湖重工業のシルム団は、プライド進出を契約違反だと主張している。これに対しイは、引退の際に表明した「教職への夢」は捨てたわけではなく、対話を通じ円満解決を図りたい考えを示した。

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