「ドラマが“ダサさ”を要求してるんです」
“韓国のオリビア・ハッセー”、ハン・ガインが、劇中でその可愛いルックスを最大限ぶち壊すことになった。

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MBC水木ミニシリーズ『新入社員』で、苦しい情況にもめげず、ずば抜けた聡明さと根性で、大企業に入社するイ・ミオク役を演じるハン・ガインは、失恋を経験するというドラマ初盤のストーリー上、“壊れる”ことになった。

ハン・ガインは10日午後、ソウル市瑞草区(ソチョグ)盤浦洞(バンポドン)のJWマリオットホテルで開かれた記者懇談会で「監督から最大限ダサくして欲しいと注文がありました。“髪をダサく縛れ”“黒ブチめがねを曇らせろ”と要求しながら、鼻水を拭いたティッシュでめがねも拭かせられたりしました」と笑った。

彼女は「初盤では、黄色いズボンに赤いシャツ、緑の靴と、キテレツな衣装に口紅を塗ったハン・ガインを見られるはずです」「視聴者の皆さんが、女優の壊れた姿に面白がるかもしれません」と、大変身を予告した。

ダサさの要求は、前作『愛情の条件』の“ウンパ”の時も同じだったとか。「“服をあまり着替えないように”“何でアクセサリーつけるんだよ”“悲しんでいるのに可愛らしさが何の役に立つんだ?”という監督の要求に、服もあまり着替えられませんでした。コーディネーターさんが、“きれいな服を着せたい”と、私に愚痴ってましたね」と、前作を振り返った。

彼女は「可愛く泣けず、哀れっぽく泣くシーンは、前作の“ウンパ”と似てます」「鼻水を垂らしながら、しゃもじでご飯を食べつつ泣くシーンは、もう撮りたくなかったのに、またやってしまいました」と、撮影分を公開した。

この日、ゆったりしたコットンのブラウスに黒いベスト、布が擦れる音のする緑のスカートでキレイに着飾ったハン・ガインは、「今日はちょっとオシャレしてきました。ドラマ中盤から、成功したミオクが着る衣装スタイルが、こういうインディアン風のカジュアルなスタイルです」と、失恋後、成功するミオクの姿をちょっぴり見せてくれた。

今までの暗くて沈んでいた自分のイメージを、今回のドラマで変えてみたいというハン・ガインは、今までで、最もやる気に燃えている。

「前作の『黄色いハンカチ』と『愛情の条件』は、先輩たちが一緒だったので感情移入が簡単だったし、勉強するという感じでやっていました。だから、一人でやらなくてはならない今、プレッシャーが大きいけど、私に与えられた課題である分、成果も大きいはずなので、やる気も大きいです」『新入社員』は、システムエラーで大企業に主席入社したカンホ(エリック)と、苦しい環境の中でも力強く社会生活を生き抜くミオク(ハン・ガイン)をめぐる、仕事と愛、情熱を、明るく愉快に描いたコミカルな青春ドラマ。

KBS『二度目のプロポーズ』でスターになったオ・ジホと、SBS『春の日』で熱演中のイ・ソヨンが共演。23日夜9時55分から初回が放送される。

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