韓国映画「ソウォン 願い」のキャスト、公開日、あらすじ
【作品情報】
あふれる涙をぬぐった後に、家族を守る勇気がもらえる、奇跡の感動作。
ある雨の朝、学校に行く途中で8歳の少女ソウォン(イ・レ)は酒に酔った男に連れて行かれ、恐ろしい暴行事件に遭う。身体と心に生涯消すことができない傷を受けたソウォン。信じがたい状況に泣き崩れる父親のドンフン(ソル・ギョング)と母親ミヒ(オム・ジウォン)。ところが、事件を知ったマスコミが病院に殺到し、さらには犯人の有罪立証のためにソウォンの証言が必要となり、家族はさらに追い詰められる。そんな中、ソウォンがドンフンに犯人の男の記憶を重ねて怯えるようになり、ドンフンは娘に近寄ることさえ出来なくなってしまう。その時、ドンフンは娘のために何をするのか-。
2008年に韓国で実際に起きた幼女暴行事件とその裁判結果を基に、被害者家族の苦しみと再生を描いた衝撃作。監督は「王の男」(2005)のイ・ジュンイク監督。本来ならタブー視される残酷な事件をテーマにしながら、イ・ジュンイク監督は被害者の耐え難い苦しみに真摯に向き合い、被害者とその家族が絶望の中で見出していく希望を描くことで、これまでの韓国映画が繰り返し描いてきた復讐とは別の形の復讐を提示した。
監督の呼びかけに応じ、これまでのヒーローイメージとは全く違う平凡で非力な父親を演じたのはソル・ギョング。6キロの増量とすっぴんで渾身の演技を魅せた母親役のオム・ジウォン。そして、監督がその出会いを「この映画の宝であり、幸運」と言う、ソウォン役を演じたイ・レ。
並々ならぬ決心で参加した製作陣と俳優たちの心が観客の心をも震わせ、280万人を動員するロングランヒットを記録。2013年の青龍映画賞では主要7部門(作品賞、監督賞、主演男優賞、主演女優賞、助演女優賞、音楽賞、脚本賞)にノミネートされ、最優秀作品賞を含む3冠に輝いた。
監督:イ・ジュンイク「王の男」出演:ソル・ギョング「シルミド/SILMIDO」」「ザ・タワー 超高層ビル大火災」/オム・ジウォン「スカーレットレター」「美しき野獣」/キム・ヘスク 「渇き」/キム・サンホ「黒く濁る村」/ラ・ミラン「親切なクムジャさん」/イ・レ
韓国/2013年/韓国語/カラー/123分/原題:ソウォン/HOPE/(C) 2013 LOTTE ENTERTAINMENT All Rights Reserved.
「ソウォン/願い」劇場予告(8/9公開)
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