左からクォン・サンウ、「SHINee」ミンホ、アレックス
左からクォン・サンウ、「SHINee」ミンホ、アレックス
クォン・サンウ×チュ・ジフン、2大カリスマ俳優が初共演した韓国ドラマ「メディカル・トップチーム」のプレミアムイベントが、8月25日(月)に東京国際フォーラム、ホールAにて昼夜2回公演で開催。同ドラマイベントでは、パク・テシン役のクォン・サンウ、キム・ソンウ役のミンホ(SHINee)、ペ・サンギュ役のアレックスが集結し、一日限りのメディカル・トップチームが結成された。

クォン・サンウ の最新ニュースまとめ

 同ドラマは2013年韓国MBCにて放送され、天才ドクターたちが医療の限界に挑戦する愛と奇跡のメディカル・エンターテイメント。“メディカル・トップチーム”という医療の先鋭集団を題材に掲げた本格医療ドラマだ。クォン・サンウ×チュ・ジフンという2大スターに加え、ミンホという超豪華なキャスティングと、クォン・サンウが初の医師役に挑戦して新境地を開拓したことでも話題となった。

 夜公演が開演しステージが暗転すると、明かりに照らされる中、アレックスが同ドラマの主題歌「明かり」を熱唱。Clazziquai Project(クラジクワイ・プロジェクト)のボーカルでもあり、現在はソロ歌手としても活躍しているアレックスの伸びやかな歌声が会場に響いた。

 司会のyumiが登場し、アレックスは「こんな風にステージに立つと皆さんの笑顔とか目がよく見えるんです。本当に大勢の方が来てくださって光栄です」とあいさつ。「昨日日本に来てしゃぶしゃぶを食べて、生ビールを飲みました。とんこつも大好き!」とお茶目に語った。司会とともに次に登場するゲストを「誰にしましょうか?」と客席に聞くアレックス。「ミンホ!」とファンが口々に答えると、「ハイ、わかりました(笑)。僕が心から愛している大好きで大切な弟、何事にも一生懸命頑張って多くの人に愛されているミンホさんです」と紹介すると、同ドラマでミンホ演じるキム・ソンウの紹介映像の後、深いグリーンのジャケットとパンツでミンホが登場。客席は熱い歓声でミンホを迎えた。
「こんばんは、ミンホです!お久しぶりですね」と日本語であいさつ。「昼公演とは違ったいい香りがします」とアレックスに突っ込まれると、ステージに登場する直前にハンドローションを塗ったというミンホ。どこのローションか聞きたがるファンに「秘密(笑)」と笑顔で答えた。

 昼公演の後は寝ていたというミンホに、アレックスも「僕も寝たんですが、寝てる暇があったらハンドクリーム買いに行けばよかった!」と会場の笑いを誘う。干支が一緒でミンホより一回り年上だというアレックスは、「ミンホはお尻がすごくキレイなんですよ。小さくて、固くて、本当にキレイなお尻です」と隠れた魅力をファンに明かした。ミンホも「僕のお尻がいいと思ったのか、何度も何度も触るんです」と言うと、「中毒性がありますね」と笑いの方向に話をもっていくアレックス。ドラマ撮影後も連絡を取り合っているという二人は、ユーモアあるかけあいを披露した。

 パク・テシン役の紹介映像が流れると、大歓声の中、クォン・サンウがブラウンのスーツ姿で登場。「1年に3回くらいのペースでファンの皆さんにお会いしていますが、今年は6月、7月、8月とずっとお会いする機会がありました。お会いできるのはうれしいですし、一方で照れくさい気もします。残念なのは、おそらく今回が今年日本の皆さんに会える最後の機会になると思うので淋しいですが、だからこそ意味があると思います」と、ファンに会えた喜びと今年最後の来日だという淋しさを伝えた。

 ドラマ終了後、3人で揃って会うのは初めてだという。クォン・サンウは、「今朝5時まで撮影をして、少しシャワーを浴びて空港に行って日本に来たんです。疲れているんじゃないかと思っていたのですが、同僚とそして皆さんと楽しい時間を過ごすことができた」と、多忙な中ででも同僚やファンと久しぶりの再会できたうれしさを語った。

 現在クォン・サンウが撮影中のドラマ「誘惑」では、チェ・ジウとの11年ぶりの共演を果たしているが、司会が「天国の階段」を見ていたかどうか客席に問いかけると、ほとんどが挙手。ミンホとアレックスまで挙手をしてファンを湧かせた。ミンホが同ドラマの名台詞「愛は戻ってくるんだ!」と叫ぶと、アレックスが「オリジナルも聞いておかないと!」とナイスリアクション。クォン・サンウもノリノリで「愛は戻ってくるんだ!」とオリジナルバージョンを披露し、会場は久しぶりのソンジュ(「天国の階段」でのクォン・サンウの役名)の名台詞に大きく湧いた。

 ドラマ撮影時の互いの印象についてトークは続く。クォン・サンウはミンホについて「第一印象のまま、漫画の中から出てきたようなイケメン。優しいところがあるし、心が清らか」、アレックスについては「会う前は大好きな歌手。実際はとても楽しい人。多方面に感心を持っている頭の中が忙しい人です」と絶賛。アレックスはミンホについて「アイドル歌手、TVでは頑張っているけど気取ったやつなのかなと思っていた。実際は愛嬌のある愛すべきキャラ。友達やスタッフに気遣いもできるし、ミスがあるときにはそれを正そうとする男気もある」と評価し、クォン・サンウについては「“クォン・サンウさん”という呼び方がピッタリな違う世界の人だと思っていた」という。今回のドラマを通して「クォン・サンウも人間だと感じました、もちろんいい意味で。権威主義的なところがなくて、いいリーダー、いい兄さんです」とその人柄を語った。ミンホはアレックスについて「几帳面で繊細で、料理が上手なだけあって話も上手。話に味がある。多方面の知識があって本当に博識です」と語る。クォン・サンウについては「本当にプロフェッショナル。集中して撮影に臨むし、周りの同僚やスタッフにもリーダーとしてしっかり面倒みてくださる。そういうところが勉強になりました」と熱く語っていると、クォン・サンウが懐からお小遣いを取り出してミンホに差し出した。そして自分もとねだるアレックスにもお小遣い手渡し、3人のドリームチームの絶妙な演技に会場は大爆笑となった。

 仲良しテストと題して、自分以外の二人に対するニックネームや、自分以外の役で誰の役がやりたいかなどの質問も出された。ニックネームには、ミンホは“イケメン、キヨミ(可愛いコちゃん)”、クォン・サンウは“近所のお兄さん、ただ金持ちの近所の優しい兄さん”、アレックスには“レック先生、レックス”などが挙げられた。

 同ドラマの中で自分以外の役でやってみたい役について、アレックスは同じ放射線医師ペ・サンギュ役をやりたいと言う。「二人が苦労しているのを知っているからです。放射線科はX線写真だけ撮っていればよかったので」と語り「チーズ!」と写真を撮るポーズをして笑わせた。これに対して、クォン・サンウもペ・サンギュ役と答えた。その理由について「撮影は真夏の暑い時にしたんですが、手術室にこもると長時間なのでいろんな匂いがして大変なんです。放射線医師なら手術室に入らなくていいので楽ですよね」と答えた。「12時間くらい手術シーンを撮影してたんですよね?」と聞くアレックスに、「いや3泊4日」とその過酷な撮影を振り返ると会場はどよめいた。ミンホは「メス!と言って、きりっと睨むようにしてメスをもらうところがかっこいい」とクォン・サンウ演じるパク・テシンを演じたいという。この場でミンホの夢を叶えようということになり、ミンホが「メス!」と言うと、クォン・サンウがメスに見立てたマイクを差し出し、アレックスが「チーズ!」とX線写真を撮るオチを作り、なんとも息のあった名芝居で会場を湧かせた。3人の素顔と仲の良さが分かるコーナーとなった。

 ドラマのダイジェスト映像の後は、メイキング映像を見ながらもドラマについてたっぷり語った。イベントには来ていない心臓内科医ハン・スンジェ役のチュ・ジフンにつては「おしゃべり!」と呼び、渋い役どころとは違って明るくムードメーカー的な一面があることを明かした。

 そして病院のセットが登場し、事前に募集した3名の患者の悩みに先生が答える「メディカルクリニック」のコーナーへ。ラッキーな患者がステージに上がると、まずはアレックス先生による診断。「SHINee」のタオルを持っていた患者のタオルを、ミンホにわざと投げつけ嫉妬してみせると、聴診器で脈をみて「心臓が止まっているようだ」と一言。すかさずミンホが「生き返らせる!」と言って後ろからハグ。ファンの歓声があがる中、再びアレックスが聴診器を当てると「生き返った!」というコントのようなやり取りが繰り広げられた。肝心の悩みは、「なかなか社交的になれない。自分に自身を持って輪を広げていくにはどうしたらいいか」というもの。アレックス、そして後ろにいたミンホもクォン・サンウも立ち上がって真剣に耳を傾け、アレックス先生は「自分を磨いていくといいと思う。周りがきっと必要としてくれる」とアドバイス。「失敗を恐れないで。まだ若いので大丈夫」とサンウ先生も診察したが、ミンホの「ファインティン!」という一言が患者の悩みを一気に解決。会場の笑いをさらった。

 ミンホの患者は「喧嘩をしても絶対に謝らない主人に謝らせる方法を教えてください」という真剣なお悩み。これに対して「難しいですね、僕は独身なので…」と苦悩する中、クォン・サンウは自分のファンだという患者に、「もし次に喧嘩をしたら、ご主人が謝るまで沈黙のままでいてください。奥さんが黙っていれば反省すると思います」と真面目に回答。これには会場も大きく賛同した。ミンホは患者に “マスク”を処方してあげると「マスクをしていれば喧嘩をしない」とキュートなアドバイス、アレックスも「マスクの表に『謝ってください』と書いておけば大丈夫」と笑いのある診断をくだした。

 サンウ先生の患者は「尊敬する先輩がテストで満点を取れというがプレッシャーに感じる。どうしたらいいか」というもの。「その先輩は男性ですか?」、「その先輩を想っていますか?」など一つ一つ患者に質問をし、丁寧に診断をくだしていくクォン・サンウ。バナナのTシャツを着ていた患者に「東京バナナ嬢さんは学業に誠実な学生さんです。勉強しない人にそういうことは言わないし、男は関心が無い人にアドバイスは絶対にしない。しかも100点を取れなんて言わなくてもいいのに言うのは、バナナ嬢さんにすごく興味と関心があるから。次の段階に行きたいのに自信が持てないので、そういう風に表現しているんだと思う」と分析し、さらに「試験が終わったら、結果がよかったから一緒に映画を観に行こうと言ってみて」と、サンウ先生の的確な恋愛アドバイスに会場も大きくうなずいた。患者の恋心に絆創膏と包帯が処方され、3人のイケメン先生による爆笑クリニックは幕を閉じた。

 プレゼントコーナーでは、ドラマのポスターやOST、サイン入りの手術着や同ドラマの全話の台本などがラッキーなファンに手渡された。選ばれた感激のあまり、持っていたウチワを大きく振り上げて喜びを表すファンの姿も見られた。
続くフォトタイムではステージの端のファンにまで丁寧にポーズをとって応じるサービス精神旺盛な3人。ファンは手持ちのカメラを向けて、3人のイケメン医師の姿を手元に納めた。

 最後に、アレックスは「今日はたくさんの方が来てくださってどうもありがとうございました。いつも元気で幸せにお過ごしください。次回も笑顔で皆さんにお会いしたいと思います」と伝え、ミンホは日本語で「皆さん、今日は本当に楽しかったです。来てくれて本当にありがとうございます。これからもよろしくお願いします」と笑顔でファンを見渡した。最後にクォン・サンウが「韓国でも広島での災害のニュースを聞きました。土砂崩れの被害に遭われた方、亡くなられた方、行方不明の方がまだいらっしゃると聞いています。どうか皆さん、自然災害を乗り越えて家庭に幸せがあることを願っています」と日本のファンを心配し気遣う姿が見られた。そして「帰ってからドラマの撮影を頑張って、来年楽しいアイテムを持ってまた皆さんにお会いできればうれしいです」とファンとの再会を約束した。

 最後まで手を振り、「バイバイ」、「カムサハムニダ」と来てくれたファンに感謝を示した3人。3人のイケメン医師にたくさんの笑顔をもらい、ファンは心から癒されたようだ。



10.2発売!クォン・サンウ×チュ・ジフン主演「メディカル・トップチーム」予告編
10.2発売!クォン・サンウ×チュ・ジフン主演「メディカル・トップチーム」予告編




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