【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の朝鮮中央通信は28日、「最高人民会議の常任委員会政令によると、駐ロシア特命全権大使に金衡俊(キム・ヒョンジュン)同志が任命された」と報じた。
 前任の金英才(キム・ヨンジェ)氏は2006年9月に就任しており、8年ぶりの駐ロシア大使交代となる。金正恩(キム・ジョンウン)政権が初めて任命する駐ロシア大使でもある。
 金衡俊氏は5月まで、北朝鮮メディアに外務次官として登場していた。今年65歳。2000年代初めまでレバノンやシリア、クウェート、ヨルダン、カタール、バーレーンの大使を歴任するなど、主に中東で外交官として活動してきた。2005年の外務次官就任後は対中関係を担当した。
 モスクワの消息筋は「金英才前大使は今月初旬に帰国した。金衡俊大使は今月29日に赴任する予定」と伝えた。
 北朝鮮は最近中国と距離を置く一方で、ロシアとは今年に入り急接近している。

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