孫はシニアデビューした2010年に広州アジア大会で韓国人選手として初めて個人総合銅メダルを獲得し、頭角を現した。
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その後も実力をつけ2012年ロンドン五輪では韓国人選手初の決勝進出を果たし、個人総合5位を記録、再び韓国新体操の歴史を塗り替えた。
また、新体操のワールドカップ(W杯)で10試合連続メダル獲得に成功する記録も達成した。
10日に閉幕したW杯ブルガリア大会で孫は個人総合に続きフープとボールでも銅メダルに輝きアジア大会での金メダル獲得の期待を高めた。出場したアジア選手のうち最高の成績だった。仁川アジア大会で孫のライバルとして挙がっている中国のトウ森悦は個人総合7位、ウズベキスタンのエリザベータ・ナザレンコワとジャミラ・ラフマトワはそれぞれ8位と12位にとどまった。
現在ロシアで訓練中の孫は29日、所属事務所のIBスポーツを通じ、「国内で開かれる総合大会なので全力を尽くすことしか考えていない」とアジア大会への意気込みを語った。
金メダルに対する期待が高まっていることについては「金メダルは誰もあらかじめ決めておくことはできない。ベストを尽くすが、金メダルが有力だと考えながら大会に臨むようなことはない」とコメントした。
ライバル選手については「皆実力が優れているため油断できない。結局は自分との戦いになるだろう」と覚悟を語った。
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