【ソウル聯合ニュース】韓国の与党セヌリ党のシンクタンク、汝矣島研究院は4日、冷え込んでいる日本との関係改善を模索する「韓日議員戦略対話」を国会で開催した。
 「韓日関係の発展に向けた議員外交の活性化」をテーマに、日本から生活の党の小沢一郎代表や鈴木克昌幹事長ら約20人が出席した。韓国からは同研究院の李鍾赫(イ・ジョンヒョク)副院長をはじめ、超党派の韓日議員連盟未来委員長の金正薫(キム・ジョンフン)国会議員、沈允肇(シム・ユンジョ)国会議員らが参加した。
 金議員は「最近の韓日の対立は北東アジアだけでなく、国際平和の定着にも影響を与えていて、実に残念で懸念される」と指摘。「安倍政権の不必要な韓国を刺激する発言は両国の先輩たちが築いてきた親善友好関係に重荷となっている」との考えを示した。その上で、「議員外交の活性化を通じて政府間で解決できていない問題に取り組んでいきたい。議員外交は政府ができない役割を果たせる」と強調した。
 これに対し、小沢代表は両国関係の難しい問題を乗り越え、関係発展を図るよう呼び掛けた。

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