“暴行の疑い”セウォル号遺族ら、警察で対質尋問を終える

代理運転手と通行人を暴行した疑いを受けているセウォル号家族対策委員会のキム・ビョングォン前委員長など遺族4人が25日午後、警察に再出頭し、代理運転手や通報者、目撃者などと共に対質尋問（事件当事者の供述に食い違いがある場合、両者を相対させて互いに言い分を述べさせる形の尋問）を受けた。

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　ソウル・永登浦（ヨンドゥンポ）警察署はこの日午後1時ごろからキム前委員長とは異なり、一部または全面容疑を否認しているキム・ヒョンギ前首席副委員長、ハン・サンチョル前対外協力分科委員長、イ・ヨンギ前葬儀支援分科幹事などを相手に目撃者らの陳述と食い違う部分について強度の高い調査を広げた。

　キム前首席副委員長は調査に先立ち「容疑を認めるのか」という取材陣の質問に「代理運転手の方にご迷惑をおかけした点について心よりお詫びする」とだけ述べた。

　警察はこの日の対質尋問の結果などをふまえて遺族らに令状申請など身柄処理をどうするのかを検討する方針だ。

　キム前委員長などの遺族は去る17日0時43分ごろ永登浦区汝矣島洞（ヨイドドン）の路上でキム議員と共に酒を飲んだ後、代理運転手の男性イ氏、争いを止めた通行人2人などに暴力を行使した疑いで書類送検された。