イ・ビョンホン の最新ニュースまとめ
アメリカのカリフォルニア州観光局の広報大使関連行事のため韓国の仁川国際空港に現れたイ・ビョンホンは、出国に先立ち、待ち構えていた取材陣の前に姿を現した。
短めにカットした髪型にメガネと地味なファッションで登場した彼の顔には、今回の大型スキャンダルのショックが隠し切れないやつれた雰囲気が漂っていた。
会見では、世論の厳しい反応を十分察知しているかのような淡々とした口調で、「ファンをガッカリさせてしまい申し訳ございません」と、まずは謝罪の言葉を口にした。続けて、「自分個人の問題を超え、家族や妻にまで迷惑がかかるのを見てとても残念で悲しい気持ちだった」と、女優で妻のイ・ミンジョンへの思いも伝えた。
また、「事実とは異なる話が広がっている。今後は妻の傷ついた心を回復させることに最善を尽くしたい。自分自身も叱責を受ける覚悟はできている」としながらも、「間違った誤報は是正するよう努力する」と、これまでと変わらぬデマへの対抗意志を表明した。
2次公判への出席有無については答えていなかったが、現在の率直な心境を真顔で語る真剣な眼差しからは、いつもの堂々としたオーラが感じられた。
なお、この突然の記者会見について所属事務所の関係者は、「当初はメディアを避けて極秘に出国する予定だったが、率直な心境をファンに伝えたいという彼の硬い意志で会見に臨むことになった」とコメントしている。
スキャンダル発生前までは、俳優人生の絶頂期、まさに「甘い人生」を味わっていただけに、「多くのファンを裏切ってしまった」という認識は本人にもあったのかもしれない。「表裏のない性格」と言われる彼からすれば、おそらく、スキャンダルをあやふやにしたまま韓国を離れる訳にはいかなかったようだ。
空港内のVIPルートを使えば、メディアを避けて通ることはできたはずだが、堂々と現れてくれた彼の勇気ある判断力に拍手を送りたい。
確かに、この程度のスキャンダルで、オドオドしながら逃げ道を作ろうとしているよりは、バッシングを覚悟してでも「正面突破」に一貫したほうが「ワールドスター」の名声にふさわしい言動なのかもしれない。
ハリウッドに仲間入りし「美しき日々」を謳歌してきた彼は、今回のスキャンダルで、「バンジージャンプする」ことを身をもって経験してしまった。軽はずみの男の夜遊びが、一歩間違えればとんでもない大事件へ発展してしまうということを、「美しい夜、残酷な朝」のように大きな対価を払って学習したに違いない。
立派な道路は、アスファルトがトンでもない大きさの重いローラで押し潰されることで誕生する。韓国マスコミに押し潰されながらも、この試練をバネに更なる成長を見事に実践してくれる彼を期待してやまない。「アスファルト、我が故郷」を演じていた「アスファルトの男」だもの。
なお、2次公判は来月の11日に開かれる予定だ。
“脅迫事件”イ・ビョンホンが米国へ出国…仁川空港へ姿現す
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