韓流スポーツスター、SNSでファンとの活発交流がブーム

韓国スポーツ界のスーパースターたちが、これまでメディアを通して公開していたトレーニングや試合中の姿ではなく、プライベートな空間をSNSを通して共有し、近況を自ら発信している。

イ・ドングク の最新ニュースまとめ

　”ありのままの姿”を垣間見ることができるという点で、ファンはやはり”ファン心”を発揮できる新たなツール、それはSNS。特に、写真一枚とセンスある短いコメントでファンと簡単にコミュニケーションを図るという点で、スポーツ界にも活用者が増えているツールがInstagram（インスタグラム）だ。

　中でも、最も活発な”活動”を繰り広げているのはサッカー界のスター、イ・ドングク。彼は、ユーモアたっぷりの写真とハッシュタグ（特定のテーマについての投稿を検索して一覧表示するための機能）で、ファンとの疎通を続けている。プレゼントでもらったというセルカ棒（自分撮りをするために使う長い棒）でチームメイトと共に写真を撮る姿、ソウルへ出かける車中で撮影した写真などを掲載。特に、ソウルへ向かう車中での写真には「ソウル見物」「ソウルインスピレーション」「ソウルから来た君」など、笑いを誘うようなハッシュタグを次々と出し、自身の日常をファンへ知らせている。

　また、女子バレーのキム・ヨンギョンとハン・ソンイは、コート上での人気をInstagramへ延長することに成功。現在、トルコプロリーグで活躍中のキム・ヨンギョンは、6万人を超えるフォロワーをもつ、まさに”Instagramスター”。トルコでの生活を飾ることなく、ありのままに露出し、ファンと交流している。ハン・ソンイは先ごろ、ソン・ヨンジェ（体操）やパク・テファン（水泳）と撮った写真を掲載し、2000を超える「いいね」をゲット。大きな話題となった。

　この他、Instagramを活用中のスポーツ選手はサッカーのキム・シンウク、ユン・イルロク、チャン・ヒョンス、バレーボールのイ・ミンギュ、イ・ジュエヨン、ぺ・ユナ、パク・チョンア、野球のイ・テヤンなど。また、大韓サッカー協会もハッシュタグイベントを行うなど、ファンと活発な交流のためにSNSを活用している。